みなさんこんにちは!
関原デンタルオフィスです!
感染症のリスクファクターとなるのはお口の健康だけではありません。
今日は新型コロナウイルス感染症への喫煙の影響について最新論文を元にお伝えします!
「喫煙者は肺炎になりやすい」というのはよく聞きますが、新型コロナウイルスの場合もそうなんです。。
これまでの研究の蓄積などを踏まえると、喫煙が新型コロナウイルス感染症の重症化に影響することは確実だといえます
。
WHO(国際保健機関)や欧州疾病予防管理センターも喫煙によって新型コロナが重症化すると注意喚起しています!
でも喫煙者はなぜ重症化のリスクが高いのでしょう??
タバコを吸っていると肺が弱って肺の病気が重症化するというのは今までずっと言われてきたことです。
タバコの煙に含まれる有害物質は口から喉や気管を通って肺にいく。有害物質を通った場所は傷つき、体の防御が弱くなります。
なので喫煙歴が長く、吸う本数が多い人ほど新型コロナも重症化のリスクが上がると推測できます。
本数を減らすだけでは効果はないですが、
「今まで吸っていたけど最近になって禁煙を始めた」というのはコロナ予防に効果があります!
完全に吸わなくなればニコチンなどによる免疫系への悪影響がなくなり、1週間以内に免疫系の機能が回復することが研究によりわかっています。
なのでやめて何年もしないと効果がないということではないのです(^O^)
なので喫煙者の方は新型コロナ流行を機会に禁煙を考えてみてください!