みなさんこんにちは!
関原デンタルオフィスです!
インプラントを長持ちさせるには過剰な噛む力への配慮も見過ごせません!
噛む力と言っても、ガリッと一時的に強く噛んでしまったというよりも歯ぎしりや食いしばりといった無意識に生じる継続的な強い力が問題となります。
インプラントと顎の骨の間には噛む力を吸収・分散させる歯根膜がありません。
そのため過剰な力が生じた場合インプラントや骨にダイレクトに負担がかかります。
その結果人工歯部分(上部構造)が欠けたり割れたり、連結パーツ(アバットメント)がゆるんだり歪んだり、人工歯根(インプラント体)と顎の骨が剥離してインプラント体が抜けてしまうことも稀にあります。
加えてインプラント周囲炎も歯ぎしりなどにより悪化するおそれがあります。
強い力がインプラントを支える骨に加わり続けることで顎の骨の破壊が加速してしまうのです。
歯ぎしりや食いしばりは無意識のクセですので患者様は自覚していないことがほとんど。
歯科では噛み合わせや上下の歯やインプラントの状態を調べることで絶えずそうしたクセの兆候に目を光らせています。
兆候が見つかった場合は噛み合わせの調整やナイトガード(就寝時に入れるマウスピース)などで力の緩和を図ります。
心配な方は一度ご相談しに当院へご来院ください😊