こんにちは
関原デンタルデンタルオフィスです。
皆さんの周りでは、
根管治療で辛い思いをされた方もいらっしゃるかと思います。
「数ヵ月通ったけれど結局抜歯になってしまった」
「痛い思いをして治したのに虫歯が再発した」
といった話を耳にすると、
歯医者さんの治療に問題があったようにも感じてしまいます。
そこで今回は
根管治療で失敗や再発のリスクを伴う理由について
詳しく解説します。
根管治療の難易度が高い理由
一般的な虫歯治療は
目に見えている範囲で歯を削り、
コンポジットなどで修復します。
一方、歯の神経が収まっている根管は
細くて暗く複雑に入り組んでいることから
肉眼で確認できるのは入り口のみです。
その中を傷付けないよう、
いろいろな器材や薬剤を使って
無菌化するため難易度も高まります。
いわゆる“盲目的処置”に徹するため、
これまでの経験や勘に頼らざるを得なくなるのです。
そうした背景もあり、
日本の保険診療における
根管治療の成功率は60%弱に
とどまると言われています。
根管治療の再発を抑える方法
マイクロスコープによる視野の拡大
根管治療の再発リスクは
術中の視野を拡大することで抑えられます。
歯科用顕微鏡である「マイクロスコープ」を活用すれば
根管内をライトで明るく照らすことができるだけでなく、
視野を肉眼の20倍程度まで拡大できます。
この「20倍」にどれくらいの効果があるかは、
当院の「根管治療」のページをご覧ください。
従来では“見えなかった”ものが
“見える”ようになるため、
治療の精度も向上します。
歯科用CTによる精密診断
根管治療の成功率を高める上でもうひとつ重要なのが「歯科用CT」です。
二次元的な情報しか得られないレントゲン撮影では、
根管の数さえ見誤ってしまうことがあります。
根管を三次元的にどの方向からでも観察できるCT画像なら、
隠れた根管を見落とすリスクも減らせます。
彎曲した根管の形態も
正確に把握できることから、
より精密な処置を施せるようになるのです。
根管治療は極めて難易度の高い処置であるため、
治療技術に秀でた歯医者さんに任せるのが一番です。
当院なら、マイクロスコープを使った精密治療と
歯科用CTを活用した精密診断で、
再発リスクの少ない根管治療を実施できます。
今回は根管治療が難しい理由と再発リスクを抑える方法について、
そして根管治療のテーマについて
計3回に分けて詳しく解説してきました!
患者様の不安が少しで取り除ける様に
スタッフ一同誠心誠意
しっかり治療させていただきます。
少しでも不安なことや気になることがございましたら
お気軽にご相談ください!