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欠損歯について

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです

 

 

 

前回は「過剰歯」について解説しましたが、

 

 

今回はその逆の歯の本数が少ないケースです。

 

 

専門的には「欠損歯(けっそんし)」

 

 

「先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)」

 

 

とも呼ばれる症状で、

 

 

さまざまなデメリットを伴います。

 

 

 

 

 

欠損歯は全体の10%に見られる?

 

 

欠損歯が見られるのは、

 

全体の10%程度です。

 

全体の35%程度に見られる過剰歯と比べると、

 

かなり割合が高いですね。

 

とくに下の顎に欠損歯が見られるケースが多いので、

 

その点は十分に注意しましょう。

 

前回もご説明した通り、

 

乳歯は全部で20本、

 

永久歯は28本(親知らずを除く)生えてくるため、

 

それよりも少ない場合は先天性欠如歯が疑われます。

 

 

欠損歯の検査方法

 

歯列が完成している時期であれば、

 

欠損歯を視診で確認することが可能です。

 

ただし、歯の本数が足りなくても

 

顎の骨の中に埋まっている場合もあるため、

 

レントゲン検査も実施する必要があります。

 

ちなみに、乳歯列の場合は34歳くらい、

 

永久歯列は1213歳くらいで完成しますが、

 

歯の発育には個人差があるため

 

歯列の完成時期が遅れることも珍しくはありません。

 

ですから歯の本数で気になる症状が出てきた時点で、

 

一度歯医者さんに診てもらうと良いでしょう。

 

↑右下5(永久歯)が欠損

 

↑右下2(永久歯)が欠損

 

 

欠損歯による影響

 

歯の先天性欠如があると、

 

次に挙げるようなデメリットが生じます。

 

・歯並びが乱れる

 

・噛み合わせが悪くなる

 

・食べ物が噛みにくい

 

・息漏れによる発音障害が起こる

 

・汚れがたまりやすい

 

・見た目が良くない

 

 

欠如歯は過剰歯と同様、

 

メリットが一切ありません。

 

デメリットしか伴わないため、

 

治療によって症状を改善するのが望ましいです。

 

欠損歯の治療法

 

欠損歯がある場合は、次の3つの方法で治療します。

 

治療法1:入れ歯を装着する

 

欠損歯のもっとも簡便な治療方法は

 

「入れ歯」です。

 

取り外し可能な装置なので、

 

歯や顎の発育を阻害するリスクも少ないです。

 

成長に合わせて作り直していくことも可能です。

 

治療法2:ブリッジを装着する

 

ブリッジは固定式の装置で、

 

安定感が高いです。

 

食事もしやすくなりますが、

 

成長期に入れると歯や顎の発育を邪魔することから、

 

慎重に適応する必要があります。

 

治療法3:インプラントを入れる

 

歯がない部分にチタン製の人工歯根を埋入して、

 

被せ物を装着します。

 

天然歯の見た目や噛み心地を忠実に再現できるものの、

 

装置なので成長期には向いていません。

 

成人してからの欠損歯の治療法としては、

 

非常に優れているといえます。

 

◎乳歯をそのまま使う

 

欠損部位の乳歯が正常に生えていて、

 

抜け落ちることがない場合は、

 

そのまま継続して使っていくという

 

選択肢もあります。

 

これは治療法というよりは、

 

対処方法のようなものです。

 

すべてのケースで行えるわけではありません。

 

 

まとめ

 

今回は、歯の本数が少ない「欠損歯」について解説しました。

 

欠損歯はお口の健康や発育に与える影響が大きいため、

 

適切に対処する必要があります。

 

そんな欠損歯の症状にお困りの場合は、

 

いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

 

武蔵小杉の歯医者・歯科【関原デンタルオフィス】武蔵小杉駅5分

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