こんにちは
関原デンタルオフィスです。
前回は口臭の種類と原因についての説明でしたが
今回は口臭の検査・診断方法について
解説します。
口臭は原因を突き止めなければ、有効な改善法も見つけられないため
口臭の検査・診断方法について知ることはとても有用です。
▼まずはお口の中の検査から
口臭を主訴としてご来院いただいた際には、お口の中の検査から始めます。
歯周病や虫歯、口腔衛生状態の不良が認められた場合は
まずそれらが口臭の原因として考えられます。
いずれも放置することはデメリットしか伴わないため、具体的な治療を進めていきます。
▼口腔疾患が治っても口臭が改善されない場合
歯周病や虫歯が完治して、口腔衛生状態も良好に維持できているにもかかわらず
口臭がなくならない場合は、別の原因が考えられます。
そもそも生理的口臭なのか、あるいは病的口臭なのかを診断する必要があるため
口臭外来などで口臭検査を受けると良いでしょう。
その結果によっては、医科の診療科で診察を受ける必要性が出てきます。
▼生理的口臭ではない場合
お口の中に口臭の原因が見当たらず生理的口臭でもない場合は
全身の病気が背後に潜んでいるかもしれません。
そうした全身疾患が原因の口臭の場合は病気自体を治さない限り、口臭も改善されません。
検査の結果的には口臭が認められないにもかかわらず、
本人だけが口臭があると思い込んでしまう
「心因的口臭(しんいんてきこうしゅう)」
は、心療内科や精神科での治療が必要となります。
まとめ
今回は、口臭の検査・診断方法について、
解説しました。
口臭の原因は多岐に渡るため、最初から特定することはなかなか難しいです。
ただ、日本人の口臭の原因の大半は、お口の中に存在していることから
まずは歯医者さんに診てもらうのが一番といえます。
武蔵小杉で口臭に悩まれている方はお気軽に当院までご相談ください。
次回のコラムでは、口臭の治療方法についてご説明します。