こんにちは
関原デンタルオフィスです。
前回は、口臭の原因別の治療法についてご説明しましたが
今回は口臭を予防する方法を詳しく解説します。
口臭は適切に対処することで予防も可能です。
皆さんも今日から実践をして、口臭に悩まされない生活を送りしょう。
▼口腔ケアをしっかり行う
口臭予防は、口腔ケアから始まります。
不衛生な口内環境は、生理的口臭と病的口臭の両方の原因となるからです。
そこで皆さんに是非とも掲げていただきたいのが
「1日1回はプラークフリーな状態を作る」
という目標です。
歯垢がなければ、歯石は形成されません。
細菌の住処を奪うことにもなるため、口臭も自ずと予防できます。
その際、歯ブラシだけではなく
デンタルフロス・歯間ブラシ・舌ブラシといった補助的清掃器具を
活用することをおすすめします。
歯の平らな部分は歯ブラシだけでお掃除できます
歯と歯の間や舌の表面の汚れは、それぞれ専用の器具を使わなければ取り除けません。
出先などで歯磨きできないような環境では
マウスウォッシュだけでも使うようにしましょう。
▼唾液をたくさん出す
唾液には、汚れを洗い流し、細菌を排除する作用が期待できるため
その分泌量が低下している人ほど、口臭も強くなりやすいです。
普段からキシリトールガムを噛んだり、唾液腺をマッサージしたりするなどして
唾液の分泌量を多くするよう努めましょう。
▼臭いの強い食品を避ける
とにかく口臭を抑えたいという人は
ニンニクや玉ネギ、脂質の多い肉類などを避けるようにしましょう。
コーヒーに含まれる微粒子は、舌の表面に付着することで
口臭の原因となるだけではなく、利尿作用によって唾液量の減少も招くため
口臭が気になる方は積極的に飲まない方が良いです。
▼喫煙している人はタバコをやめる
タバコの煙は、口内乾燥を引き起こすと同時に、ヤニによる作用で口臭を強くします。
さらには、日本人の口臭の主な原因である歯周病リスクを大きく上昇させるため
喫煙習慣がある方は、今日からでも禁煙に努めることが大切です。
▼全身の健康維持・増進
適度な運動、バランスの取れた食生活、十分な睡眠をとることで
全身の健康を維持しやすくなります。
その結果、口臭の原因となるような糖尿病や腎疾患、肝疾患などのリスクも抑えられます。
まとめ
今回は、口臭を予防する方法について、解説しました。
口腔ケアを充実させて、唾液をたくさん出し、生活習慣を見直すことで
口臭とは無縁の生活を送れます。
それは結果として全身の健康維持・増進にまでつながっていくことでしょう。
そんな口臭の予防や治療、検査に関心のある方は
いつでもお気軽に当院までご相談ください。