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スタッフブログ 歯周病がリスクファクターとなる全身の病気

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

今月は歯周病のリスクファクターとして、

 

 

喫煙やストレス、糖尿病などを解説してきましたが、

 

 

最後は歯周病リスクファクターとなる全身の病気について説明します。

 

 

前回取り上げた糖尿病がそのひとつで、

 

 

他にも心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎、認知症などが挙げられます。

 

 

歯周病が血管を硬くして詰まらせる?

 

 

歯周病菌が血管に入って全身を巡るようになると、

 

 

血管が硬くなる「動脈硬化」が引き起こされます。

 

 

これは細菌の毒素や炎症性物質の刺激による影響です。

 

 

細菌が血管の壁に張り付いて塊となったものをプラークと呼び、

 

 

それが大きくなると血流に乗って細い血管で詰まることがあります。

 

 

そうして発症するのが心筋梗塞や脳梗塞です。

 

 

 

 

歯周病菌は脳にまで移動する?

 

 

血流に乗った歯周病菌は、脳の血管まで移動します。

 

 

その際、アルツハイマー型認知症の原因物質ともいえる

 

 

「アミロイドβ(ベータ)」が増えることが九州大学の研究で明らかとなりました。

 

 

厳密には歯周病菌が「カテプシンB」という酵素の産生を促すことで、

 

 

アミロイドβが増えていきます。

 

 

歯周病菌は肺炎も引き起こす

 

 

お口の中で繁殖した歯周病菌は、肺炎を誘発することもあります。

 

 

唾液や食物と一緒に歯周病菌を誤嚥(ごえん)すると、

 

 

気道で細菌感染を引き起こします。

 

 

その結果、発症するのが、誤嚥性肺炎です。

 

 

誤嚥性肺炎は、飲み込む力が衰えた高齢の方に起こりやすい病気です。

 

 

 

 

歯周病を治療することが全身の病気の予防につながる

 

 

このように、歯周病は驚くほど多くの全身疾患を誘発するリスクがあります。

 

 

いずれも生活の質・人生の質を大きく低下させる深刻な病気であり、

 

 

予防するに越したことはありません。

 

 

逆にいえば、歯周病をしっかりと治療、もしくは予防すれば、

 

 

これらの病気のリスクを大きく減少させることにつながります。

 

 

その点も踏まえた上で歯周病というお口の病気と向き合ってみませんか?

 

 

武蔵小杉の関原デンタルオフィスまでご相談いただければ、全力でサポートいたします。

 

 

 

武蔵小杉の歯医者・歯科【関原デンタルオフィス】武蔵小杉駅5分

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