こんにちは。
関原デンタルオフィスです。
みなさんは、お子さまの歯のケアについて意識していますか?
「乳歯はいずれ生え変わるから、それほど気にしなくても大丈夫」と思われがちですが、実は乳歯はとても重要な役割を担っています。乳歯の健康は、永久歯の並びや噛み合わせ、さらには全身の健康にも影響を与えるのです。
では、乳歯にはどんな役割があり、どのようにケアをすればよいのでしょうか?
今回は、乳歯の重要性や正しいケア方法について詳しく解説していきます。
■乳歯の役割
乳歯はいつか永久歯に生え変わる歯ですが、子どもの成長においてとても重要な役割を果たします。
①発音の習得
歯があることで正しい舌の動きや口の形を作りやすくなり、言葉を明瞭に発音できるようになります。乳歯は言葉の発達に欠かせません。
②快適な食事
乳歯は食事をする上でも大きな役割を担っています。食べ物をしっかりと噛み砕き、消化を助けることで栄養を効率的に吸収できるようになります。特に奥歯は硬いものや繊維質の多い食品を噛む力が養われます。
③永久歯を正しく導く役割
乳歯が正しい位置に並ぶことで、永久歯が正しく生えるための導き役となります。そのため、乳歯を健康に保つことは、将来的な歯並びにも大きな影響を与えるのです。
■歯の生え変わりの流れや生え変わる時期
乳歯は生後6か月頃から生え始め、3歳頃には20本すべてが生え揃います。その後、6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃までにすべての乳歯が抜けて永久歯へと置き換わります。
一般的な生え変わりの順序は下記の通りです。
・6歳頃:下の前歯が抜け始めその後6歳臼歯(第一大臼歯)が生える
・7歳頃:上の前歯が抜け永久歯に生え変わる
・8〜9歳頃:前歯から奥歯に向けて順に生え変わり始める
・10〜12歳頃:上下の奥歯は11歳頃に生え変わり、12歳頃に12歳臼歯(第二大臼歯)が生え始める
・14歳頃:すべての歯が永久歯に生え変わる
生え変わりに個人差はありますが、一般的にこのような流れで生え変わります。乳歯が早く抜けすぎたり、なかなか抜けない場合は歯科医師に相談しましょう。
■乳歯の虫歯とその予防法
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、大人よりも虫歯になりやすい特徴があります。特に糖分の多い食べ物を頻繁に摂っていると、虫歯のリスクが高まります。そのため、糖分の摂取量や頻度、タイミングを管理する
「シュガーコントロール」がとても重要になります。下記の点に気をつけて虫歯のリスクを減らしましょう。
✔甘いおやつやジュースは時間を決めて摂取し、だらだら食べないようにする
✔食後には水やお茶で口をすすぐ、できれば歯磨きをする
✔就寝前の甘いものは避ける
✔正しい歯磨きを学び、習慣化する
✔フッ素入り歯磨き粉を使用する
✔定期的に歯科検診を受ける
■正しい歯磨き方法と親の役割
正しい歯磨きを身につけるためには、親のサポートが欠かせません。特に小さな子どもは自分でしっかりと歯を磨くことが難しいため、大体10歳頃までは、親が仕上げ磨きをして磨き残しを防ぐことが重要です。
・乳歯の歯磨きのポイント
歯ブラシは子どもの年齢に合ったものを使用し、毛先が柔らかいものを選びましょう。また、フッ素入りの歯磨き粉を適量使用すると虫歯予防に効果的です。歯磨きは、毎食後と就寝前、起床後の1日5回が理想的です。
・定期的な歯科検診
3〜6か月に1回のペースで歯科検診を受け、虫歯の早期発見や適切なケアを受けることができます。
まとめ
乳歯はいずれ生え変わりますが、一時的なものではなく、永久歯の正しい成長にも大きな影響を与える大切な存在です。虫歯を防ぐためにも、本記事で紹介した内容を参考にシュガーコントロールを意識し、親がしっかりサポートしてお子さまの歯の健康を守りましょう。
また、おうちでのケアと併せて定期的な歯科検診を受けることも重要です。幼いうちから正しいケアと通院の習慣をつけることが、将来の歯の健康につながります。お子さまの歯の健康について気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療計画をご提案させていただきます。