みなさんこんにちは!
関原デンタルオフィスです!
歯科治療の中でも不人気がダントツで高いのが「麻酔注射」です。
痛みを消し治療を安全に行うために必須の処置ですが「痛みを取るための麻酔注射が1番嫌い!」と言われてしまうのがつらいところです😵
今日は歯科の麻酔事情をお話しします!
歯科で初めて注射を受けると内科の注射とだいぶ違うなと驚く方が多いと思います!
歯科で行う麻酔にはいくつかバリエーションがありますが中でも患者さんの多くが経験しているのが局所麻酔(部分麻酔)の代表格「浸潤麻酔」という麻酔注射でしょう。
浸潤麻酔の場合その痛みには大きく分けて3種類あります。
①針を歯茎に刺すときのチクリとした痛み
②刺した針を更に奥に進める痛み
③麻酔液を注入する痛み
①と②は内科の注射でも感じる痛み。
歯科で特徴的なのが③の麻酔薬を注入するときの強く押されるような鈍い痛みです。
これは歯を支える骨にピタリとくっつき、張っている歯茎の下に麻酔薬を注入するときに起きる「圧迫痛」です。
腕の皮膚のような伸縮性がない歯茎には麻酔薬が入るような隙間がありません。
そのため麻酔薬が注入されると圧迫痛が出やすいのです!
歯茎への麻酔薬の注入には強い圧が必要で、歯科医師は強い力をかけられるゴツい器具を握り注射器に圧を加えて注入していきます。
しかし薬液の注入と指針の進入はゆっくりと進めなければなりません🙅🏻♀️
急いで麻酔薬を注入すると圧迫痛が出やすいからです。
また加える圧は一定に保たなければなりません。
注入に緩急があるとこれまた圧迫痛の原因になるからです。
歯科の麻酔にはこのように他科では必要とされないような細やかな配慮と高度な手技が必要です💡
また歯医者で麻酔を注射するときに使用する針は歯科業界で1番細い33ゲージ(ゲージとは注射針の太さで33ゲージは約0.2mm)です。
このように歯科では最も細い針を使用しています!患者さんの不快感を減らし安全に治療が出来るようにしていきますので何かあればいつでもおっしゃってくださいね😌
またコロナ禍の中大変なこともありますが感染予防していきましょう!
武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】
日付: 2022年1月20日 カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ