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お知らせ

仙台へインプラントの実習セミナーに行ってきました!(症例集)

皆さん、こんにちは!

歯科医師の望月慎太郎です。

今回は、最新のインプラント手術技術につい て学ぶべく、

先日オステムジャパン主催講師 伊波先生にてインプラントガイドセミナーを仙台にて、

受講してきたのでお話ししたいと思います。

セミナーの概要

このセミナーは、インプラント手術における最新の技術やガイドラインについて学ぶために開催されました。

インプラントガイドとはCTスキャンデータを基にして設計される精密な手術ガイド です。

このガイドを使用することで、歯科医師は手術時にインプラントを

正確な位置に埋入することができます。

これにより、手術の成功率が向上し、患者様の治療効果が最適化されます。

歯科医師や歯科衛生士など、さまざまな専門家が集まり、知識の 共有や技術の向上を目指しました。

講義内容のハイライト

1.インプラント手術の基本原則

・正確な診断と計画が成功の鍵であること。
・患者様の状態や願望に合わせた適切な治療計画の立案方法。

2. 最新のインプラント手術技術
・3Dプリント技術を活用したインプラントガイドの製作法。

・ナビゲーションシステムを使用した手術の精度向上。

3. 合併症の管理と予防
・インプラント手術における合併症の種類とその対処法。

・事前のリスク評価と予防策の重要性。

実技ワークショップの体験

セミナーでは、理論だけでなく実技ワークショップも行われました。

実際にインプラント手術のシミュレーションを行い、

手術の実践的なスキルを身につける機会を得ました。

これにより、理論知識を実践に落とし込むことができました。

まとめ

インプラントガイドセミナーは、最新の技術や手法を学び、

歯科医療 のレベルを向上させるための貴重な機会でした。

インプラントガイド は、歯科医師が手術の精度を向上させ、

患者様の安全性を確保するた めの重要なツールです。

最新のデジタル技術を活用し、より正確な手術、計画を立てることで、

インプラント治療の成功率を高めることができるのだと思いました。

以上、セミナーの報告でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

インプラントのお悩みなどありましたら是非ご相談ください。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:講習会

3月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンダルオフィスです。

3月7日(木) 、26日(火)の午前の診療を休診とさせて頂きます。

14時30分より通常通り診療致します。

また、
早田先生 21日(木)
望月先生 16日(土)
今田先生 30日(土)
飯田先生 5日(火) 6日(水)

は終日不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

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歯周病治療のSRPについて(スタッフブログ)

 

こんにちは

 

関原デンタルオフィスです。

 

歯周病の治療では、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)やデブライドメントという処置を実施します。日常的にはあまり耳にしない言葉なので、どういったものなのかイメージしにくいことかと思いますが、歯周病の症状を改善する上では必須ともいえる処置であることから、その手順や目的、注意点などを正しく理解しておくことが大切です。ここではそんな歯周病治療のSRPについて、デブライドメントとの違いも含め、わかりやすく解説をします。

 

SRP治療の流れ

SRPは、次のような流れで進行します。

STEP1:口腔内の観察・診査

SRPを行う場合は、最初に口腔内の観察と診査を実施します。具体的には、歯石の沈着状態、歯茎の炎症や形態、歯周ポケットの深さ、歯根面の状態などを診査します。その上で、最適といえる施術方法を検討します。

STEP2:スケーリング

歯冠部に付着している歯石をスケーラーで削り取ります。スケーラーには、手用と超音波の2種類があり、それぞれ特徴が異なるため、歯や歯茎の形態、歯石の付着状況などによって使い分けながら歯石を取り除きます。

STEP3:局所麻酔+ルートプレーニング

深い歯周ポケットが形成されていて、その中に歯垢や歯石が認められる場合は、ルートプレーニングを行います。ルートプレーニングでは、施術に出血や痛み伴うことから、歯茎に注射を打つ局所麻酔を行います。歯茎の感覚が麻痺したら、歯周ポケット内にスケーラーを挿入して、汚染物質を取り除いていきます。最終的には、歯根面をスケーラーで滑沢にします。

STEP4:洗浄+止血

ルートプレーニングが終わったら、歯周ポケット内を生理食塩水などで洗浄し、出血が認められる場合は止血を行います。

SRP(スケーリング)とルートプレーニング、デブライドメントの違い

まずは、歯周病で行われる処置の違いについてかんたんにご説明します。

スケーリング】歯冠部の歯石除去

私たちの歯は、頭の部分である歯冠(しかん)と根っこの部分である歯根(しこん)の2つに分けられます。スケーリングでは、その歯冠部に付着した歯石をスケーラーで取り除きます。歯冠は口腔内に露出している部分なので、歯茎に大きな刺激が加わる恐れが少ないことから、麻酔処置を施すことはほとんどありません。

ルートプレーニング】歯根部の歯石除去

ルートプレーニングは、歯根(ルート)部に付着した歯石を取り除く処置です。スケーラーを歯周ポケット深くに挿入するため、歯茎に強い刺激が加わり、出血や痛みを伴う恐れがあります。ですから、ルートプレーニングを行う際には、原則として局所麻酔を施します。ルートプレーニング(根面の滑沢化)では、その名の通りスケーラーを使って歯根面の歯垢や歯石、不良肉芽組織、汚染されたセメント質などを削り取って滑らかにします。

デブライドメント】歯周ポケット内の汚染物質の除去

デブライドメントは、傷口を清浄化して細菌感染巣を取り除く処置で、外科の分野で広く行われています。歯科においては、歯周ポケット内の汚染物質を取り除く処置を指します。デブライドメントでも歯垢や歯石、不良肉芽組織などを除去するため、一見するとルートプレーニングとまったく同じ処置に思えますが、厳密には異なります。なぜならデブライドメントでは汚染されたセメント質を除去して、根面を滑沢にするという処置が含まれていないからです。

SRPルートプレーニング、デブライドメントの目的

歯周病治療で行われる3つの処置には、それぞれ異なる目的があります。

スケーリング】歯周病の症状改善

歯冠部の歯石を取り除くことで、歯周病菌の繁殖を抑えることができます。深い歯周ポケットが形成されていない軽度の歯周病であれば、スケーリングを行うことで歯茎の腫れや出血といった症状の改善が見込めます。そのため歯周病の基本治療では、必ずスケーリングが実施されます。

ルートプレーニング】根面の滑沢化

深い歯周ポケットが形成された中等度のから重度の歯周病では、歯根面の歯垢や歯石を取り除かなければ、症状の改善が見込めません。とくに歯根部に分布しているセメント質は、歯を構成する重要な組織のひとつではあるのですが、細菌によって汚染された場合は、物理的に取り除く必要性が出てきます。ルートプレーニングは、そうした汚染されたセメント質まで削り取ることで、歯周ポケット内の感染源をゼロにできるのです。その結果、歯周ポケットが浅くなり、汚れがたまりにくい環境を作ることが可能となります。

デブライドメント】歯周ポケット内の清掃

歯周病治療におけるデブライドメントの目的は、歯周ポケット内の汚染物質を一掃することです。上段でも述べましたが、歯周ポケット内の歯垢、歯石、不良肉芽組織を掻把するような形で清掃し、細菌感染巣を取り除きます。

SRPの注意点などについて

SRPは、歯周病における基本的な治療ではありますが、次に挙げるような点に注意しなければなりません。

注意点1:麻酔が切れた後に痛みが出る

ルートプレーニングでは、歯茎に大きな刺激が加わっていることから、麻酔が切れた後に痛みや不快症状が生じます。痛みの度合いはケースによって異なりますが、施術から2~3日程度は症状が続きます。

注意点2:冷たいものがキーンとしみる

SRP後には、冷たいものがキーンとしみえる知覚過敏の症状が起こりやすくなっています。とくに歯茎の退縮で歯根面が露出しているケースでは、その症状が強く現れるため、十分な注意が必要です。そうした知覚過敏の症状は、施術から時間が経過するにつれて、徐々に軽くなっていきます。

注意点3:麻酔が切れるまでは食事を控える

SRPで局所麻酔を施した場合は、その効果が切れるまで食事を控えるようにしてください。お口の感覚が麻痺した状態で食事をすると、舌や頬の内側の粘膜を誤って噛んでしまうことがあります。また、熱刺激に対して鈍感となるため、熱い食べ物や飲み物で口腔粘膜をやけどするリスクも生じます。

注意点4:歯茎の形態の変化

歯面や歯周ポケット内に歯垢・歯石がたまっている状態では、細菌の活動が活発化しているため、歯茎も赤く腫れ上がっています。SRPによって感染源が取り除かれると、炎症反応が弱くなって歯茎が元の状態へと戻り、外観にも変化が現れることでしょう。そうなると「歯茎が下がる」「歯と歯の間の隙間が広がる」といった症状が見られることから、SRPをする前よりも状態が悪くなったと感じてしまうかもしれませんが、歯周組織が本来の状態に戻っただけなのでご安心ください。

注意点5:重症例では十分な効果が得られないことがある

歯と歯茎の境目に生じる「歯周ポケット」は、正常な人でも1~2mm程度は存在しています。それが4mm以上になると歯周炎と診断されるのですが、進行する10mm以上になることもあります。そうした深い歯周ポケットが形成された重症例では、通常のSRPを行っても病変を取り切ることが困難であるため、「フラップ手術」という外科的な治療を提案されることもあります。

まとめ

このように、歯周病治療で行うスケーリングとルートプレーニング、デブライドメントは、それぞれに異なる目的があります。適応されるケースにも違いがあるため、その点は正しく理解しておくことが大切です。また、本文でも取り上げたように、SRPを行った後にはいくつか注意すべき症状が見られます。それを知らずにSRPを受けると、治療によって歯や歯茎の状態がもっと悪くなったと誤解してしまいますので十分な注意が必要です。

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セラミックにしたい方絶対みて!〜セラミック治療の流れ〜(症例集)

セラミックスクラウン
虫歯治療をした後、先生に「被せ物は白いものにしますか?金属にしますか?」と聞かれたこ とはありませんか。「白色の被せ物にしたいな」、「金属はいやだな」、「白いものだと高いの かな」など考えた時に可能な治療方法は大きく分けて2パターンあります。具体的には、直接お口の中で歯の形を作っていくコンポジットレジン修復(CR修復)と型取り をして歯科技工士によって作られる被せ物があります。 今回は型取りをして作られる被せ物のうち、保険外適用の材料にフォーカスして話していきます。
型取りをして作られる被せ物の中に、さらに2パターンあります。 保険外適用のセラミックスクラウン・インレーと保険内適用のCAD/CAMクラウン・インレーで す。
(クラウンは歯をすべて覆うタイプ、インレーはご自身の歯も残しつつ被せるタイプ)

セラミックスはさらに成分で2種類に分けられます。 二ケイ酸リチウムを主成分としたものとジルコニアを主成分としたものです。

二ケイ酸リチウムはガラスと似た材料でジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれる硬い材料です。この2種類の使い分けは先生や患者様の口腔環境によって変わるので詳しい説明はここでは省きま す。
(以下、二ケイ酸リチウムをe.maxと記載)
まず、被せ物ができるまでの簡単な流れです。 虫歯治療で歯を削ってできた穴を被せ物が入るようにきれいに整え、型取り(印象採得)して 患者様の歯型の石膏模型を作成します。そしてできた石膏模型を歯科技工士に送り、被せ物を 作っていきます。(歯科技工士は被せ物などを作ってくれるプロフェッショナルです。)それを患 者様の歯の中に入るように微調整を歯医者が行い、歯に接着していきます。

セラミックスを用いる場合、この製作過程でかなりの時間をかけ、歯科技工士が1本1本丁寧に仕 上げていきます。この過程を丁寧に行うことで歯とピッタリ合う適合の良い被せ物ができます。

e.maxとジルコニアの違い
e.max≒ガラス 二ケイ酸リチウムと呼ばれるガラス材料が主成分なので、硬さはジルコニアに劣りますが、歯特有 の透明感があり、より自然な歯に近づけることができます。
ジルコニア≒磁器 ジルコニアはジルコニウムという金属と酸素が結合した金属酸化物です。金属に近いので強度は e.maxより硬いですが歯特有の透明感がなくなってしまいます。
では、なぜセラミックスが使用されているのでしょうか。 1番の理由は歯との適合が良いためだと考えます。 プロフェッショナルの方が時間と手間をかけて製作するため、より歯と適合するものを被せるこ とができます。 歯とピッタリ合うということは、歯と被せ物の隙間を少なくでき、隙間への虫歯菌の侵入(二次 虫歯)を極力減らすことができます。 他にも白く透明感があり、ご自身の歯の色に近づけることができるため、審美的にも良い。 歯と被せ物をくっつける接着剤も劣化しにくいものが使用できるため、より長い期間くっついて いてくれる。表面がツルツルしているため、汚れがつきにくく、変色もほとんどない。材料の硬 さ、耐久性が天然の歯に近い。などメリットが多いです。
しかし、いい材料でもデメリットはあります。

それは欠けてしまう可能性があることと、保険外治療になるため患者様負担が大きくなってしま うということです。 保険適用の白い被せ物(CAD/CAM)と比べると欠けににくいですが、金属製のものと比較す るとかける可能性があります。 ガラスと似た材料(=e.max)なので身近なもので想像していただくとわかりやすいと思います が、硬いものをぶつけってしまうと欠けてしまった経験がある方は多いと思います。被せ物の場 合も、硬いものをよく食べる習慣があったり、歯ぎしり・食いしばりなどの大きな力が加わって しまうと欠けてしまうことがあります。 なので、欠けてしまう可能性のありそうな方にはより硬いジルコニアに変更したり、金属をお 勧めすることもあります。

費用が高くなってしまうのは手間と時間がかかっているのと、被せ物をくっつける「接着」に 様々なものを使用しているからです。 よりいいものを被せるとなるとどうしても患者様負担が大きくなってしまいます。
次に被せ物をくっつける「接着」にフォーカスしてお話しします。 被せ物がより長くお口の中で保っているられるのは被せ物自体の強度だけではなく、それをくっ つける「接着」も重要になってきます。 「接着/接着剤」と聞くと、木と木をくっつける木工用ボンドや紙と紙をくっつける糊などの接 着剤を想像しやすいと思いますが、これらは同じ素材のものをくっつけることが一般的です。 同じ素材同士のものはよくくっつく性質があります。 しかし、歯と被せ物は全くの別物で異種材料をくっつけるにはそれぞれがくっつくように表面を 処理しないとより強い接着力は得られません。


まず、歯と接着剤、接着剤と被せ物の2つの面を考えていきます。 歯と接着剤がくっつくためには歯に対して処理が必要になります。さらに歯も2つの構造からなる ためそれぞれに対して処理(改質)が必要になります。
歯の構造は表面のエナメル質とその内側にある象牙質と言われる2種類が存在します。 エナメル質は硬い材質で97%が無機成分で残りの数%が有機成分(コラーゲンやタンパク質)+ 水になるため、無機成分に対して改質が必要です。

象牙質はエナメル質より柔らかい材質で無機成分と有機成分+水分が約50%ずつ含まれるので、 エナメル質とは別の改質が必要です。
エナメル質に対しては表面の接着面積を増やすため、エナメルエッチングと呼ばれる方法で表面に 凸凹をつけます。これはリン酸と呼ばれる強い酸をエナメル質に塗ることで表面が部分的に溶 け、目に見えない凹凸をつけ、表面積を増やします。
象牙質に対してはプライマー/ボンディングとよばれるもので紐状のコラーゲン線維に接着剤が絡 まるようにします。

エナメルエッチングとプライマー/ボンディングの前には歯の表面をブラシで汚れを取り、カタナ ®クリーナーと呼ばれる唾液や血液などの汚染物質を取り除く薬液を塗布します。

被せ物に対してはe.maxとジルコニアで処理の方法が異なります。 e.maxに対してはガラス成分が主成分で表面は水に馴染みやすい親水性と呼ばれる状態です。一方、接着剤は水に馴染みづらい疎水性と呼ばれる状態なので、何も処理しない場合は化学的に くっつきません。そこで、ガラスの表面を親水性から疎水性に改質させる必要があります。 そこで行われる処理がシランカップリング処理と呼ばれるものです。これを行うことでe.max表面 の組成が親水性から疎水性へ変化し、化学的に接着剤と被せ物をがくっつきます。

ジルコニアに対しては主成分はガラス成分ではないため、シランカップリング処理は行いません。 そのかわりにサンドブラスト処理を行います。これは小さい金属の粉末を勢いよく噴射してジルコ ニアの表面に傷をつけます。すると、接着する表面積が大きくなるのでより接着剤とくっつきや すくなります。


これで「歯と接着剤」「接着剤と被せ物」がより強く接着できるようになります。
詳しく説明してきましたが、ただ接着剤でくっつけるだけではなく、いろいろな過程を踏んで くっつけていることがわかっていただけたと思います。

 

最後に、今回はジルコニアとe.maxの二つの材料の良さに絞って話してきましたが、必ずしもこの 二つがどの患者様にも合うわけではありません。担当先生と相談のうえ材料を決めていくことに なります。
次回は別の材料についても投稿したいと考えおります。

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歯科用セラミックは銀歯と何が違う? (スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

 

歯科用セラミックは、銀歯と比較されることが多いです。

過去に銀歯を入れた人がセラミック歯に交換するかどうかで悩むことが多いからです。

もちろん、これから被せ物を入れる人も

銀歯かセラミック歯で悩まれていることでしょう。

そこで今回は、セラミックと銀歯の違いについてわかりやすく解説します。

適合の違い

セラミックは、天然歯の歯とぴったり合わせやすい性質を持っています。

それはセラミックで作った被せ物や詰め物の精度が高いだけでなく、

装着様式にも違いが見られるからです。

まず、セラミックは歯と「接着」させることができます。

専用の材料を使って化学的に結合させるのが接着です。

また、セラミックは経年的な劣化が起こりにくい材料なので、

高い適合性を長期に渡って維持することも難しくはありません。

一方、銀歯は歯と「合着(ごうちゃく)」させることしかできません。

合着とは、2つのものを機械的に嵌合(かんごう)させる方法で、

接着ほどの安定性は得られません。

そのため合着に使用したセメントが劣化していくと、

歯質との適合はさらに悪くなり、虫歯の再発リスクが大きく上昇するのです。

また、銀歯は水分や熱などの刺激で変性や変形が起こりやすいことも、

適合が悪くなりやすい原因のひとつといえるのです。

生体安全性の違い

歯科用セラミックは、生体安全性の高い材料としても有名です。

おそらく皆さんもセラミックでアレルギーを起こした人の話を

聞いたことはないかと思います。

また、セラミックは唾液や熱による刺激で成分の一部が

溶け出すような現象も起こりにくいです。

銀歯は、皆さんもよくご存知のように金属アレルギーのリスクを伴います。

溶出した金属イオンが歯茎を黒ずませるメタルタトゥーのリスクも避けられません。

まとめ

今回は、歯科用セラミックと銀歯の適合性や安全性の違いを解説しました。

セラミック歯が銀歯よりも長持ちしやすいのは、

適合性や安全性に優れている点も大きく関係しています。

そんなセラミック歯と銀歯の治療で迷われている方は、

いつでもお気軽にご相談ください。

当院では両方の治療法に対応しておりますので、

患者さんのご予算やご要望をお聞きした上で、

最善といえる方法をご提案できることかと思います。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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2月休診のお知らせ

 

こんにちは
関原デンタルオフィスです。

2月8日(木)、20日(火)の午前の診療は休診とさせて頂きます。
14時30分より通常通り診療致します。

また2月17日(土)は望月先生が終日不在とさせて頂きます。

ご不便をおかけ致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

 

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セラミック治療の種類を解説 (スタッフブログ)

 

こんにちは

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

天然歯そっくりな仕上がりが期待できる

セラミック治療には、いくつかの種類があります。

今回はそんなセラミック治療の種類と使用される素材について、詳しく解説します。

オールセラミック

 

オールセラミックは、文字通りセラミックのみを使用した治療法です。

詰め物と被せ物の両方を作ることができます。

セラミックにはいくつかの種類がありますが、見た目が美しくて壊れにくいことが

特徴となっております。

メタルボンド

 

メタルボンドは、被せ物のベースを金属で作り、

表側にセラミックを焼き付ける治療法です。

正確には、陶材焼付鋳造冠(とうざいやきつけちゅうぞうかん)といいます。

焼き付けるセラミックは、ポーセレンです。

強度が極めて高く、壊れにくくはありますが、

金属色が透けて見えることがあるため、審美面ではオールセラミックに劣ります。

まとめ

今回は、さまざまなセラミック材料を使った治療法の種類について、解説しました。

次回は、セラミック歯と銀歯を比較して、

その性質の違いをわかりやすくご説明します。

セラミック歯と銀歯で悩まれている方は、参考にしてみてください。

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年末年始休診のお知らせ

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

12月28日 (木)午後~1月4日 (木)まで 休診とさせていただきます。

12月28日は13時30分まで診療しております。

年始は1月5日 (金)10時から 通常通り診療開始致します。

ご不便をお掛けしますが、

ご理解の程よろしくお願い致します。

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歯科用セラミックの硬さや耐久性について(スタッフブログ)

 

こんちには

関原デンタルオフィスです。

 

 

前回のコラムでは、歯科用セラミックの成分の違いについて解説しましたが、

今回は各材料の硬さや耐久性をご説明します。

 

最も硬いセラミックは「ジルコニア」

 

セラミックの中で最も硬いのは、間違いなくジルコニアです。

ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれるくらい硬く、耐久性にも優れています。

硬すぎず、見た目も自然な「e-max(イーマックス)」

 

e-max(イーマックス)は、経年的な摩耗や変色もほとんど起こらないことから、

装置としても長持ちします。

セラミック素材としては非常にバランスのとれた材料なので、

審美治療の分野ではe-max(イーマックス)が主流となりつつあります。

セラミックは虫歯が再発しにくい?

 

セラミックは、いわゆる銀歯よりも虫歯の再発リスクが低くなっています。

それはセラミックで作られた詰め物や被せ物の精度が高いからです。

歯質とぴったりと適合するように製作できるため、

虫歯菌が入り込むすき間も生じません。

また、セラミックの詰め物や被せ物にはシラン処理やサンドブラストなど、

特別な前処理を施すことで、より強く歯質と接着させることが可能となるのです。

こうしたセラミックの強固な接着様式と比較すると、

銀歯のセメントによる「合着」は脆弱と言わざるを得ません。

合着というのは、表面の凸凹がお互いに噛み合って物理的に嵌合しているに過ぎないからです。

セラミック治療で行われる「接着」は、材料と歯質を化学的に結合させることが可能です。

 

まとめ

 

今回は、歯科用セラミックの硬さや耐久性について解説しました。

セラミックは硬さと耐久性に優れた材料ですが、

素材の種類によってその性質は少しずつ異なります。

患者さんのお口の中の状態にふまえて選択することが重要です。

次回のコラムでは、セラミック治療の種類について、より詳しく解説します。

 

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歯科治療で使うセラミックとは?(スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

 

セラミックというと、多くの人はまず陶器のお皿を思い浮かべることでしょう。

白くて光沢があり、高い強度を誇る材料です。

歯科治療でも広く用いられており

近年は、金属アレルギーや歯茎が黒ずむメタルタトゥーのリスクを回避するために、

セラミック製の人工歯に交換する人が増えてきています。

今回はそんな歯科治療で使われるセラミックの成分についてわかりやすく解説します。

 

歯科用セラミックの成分

 

ひと言で歯科用セラミックといっても、

実はいくつかの種類に分けられます。

金属に匹敵する硬さを備えたジルコニアは、

「酸化ジルコニウム」が主成分となっており

強い力がかかる奥歯にも問題なく使えますが透明度においてはたe-max(イーマックス)に劣ります。

最近、よく見聞きするようになったe-max(イーマックス)は、

「二ケイ酸リチウムガラス」が主成分のセラミックで、ポーセレンよりも硬くて丈夫ですが、

ジルコニアほど強度が高いわけではありません。

見た目の美しさもジルコニアはマットな仕上がり

e-max(イーマックス)は透明感のある仕上がりになります。

まとめ

今回は、歯科治療で使うセラミックの種類と成分、審美性の違いなどを解説しました。

セラミックにはいくつかの種類がありますが、最近は見た目が美しくて壊れにくい、

バランスの取れた二ケイ酸リチウムガラスが人気となっています。

次回のコラムでは、歯科用セラミックの硬さや耐久性に焦点を当てて、詳しくご説明します。

 

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