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カテゴリ: お知らせ

スタッフブログ フッ素の役割と安全性について

 

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

2023年1月にフッ素の推奨濃度が改訂されたことを受けて、

 

 

 

フッ素への関心が再び高まっています。

 

 

 

とくに今回の改定では、子供のフッ素濃度推奨量に大きな変化が見られたこともあり、

 

 

 

安全性に不安を感じている方もいらっしゃるようですね。

 

 

 

今回はそんなフッ素の役割と安全性について、わかりやすく解説をします。

 

 

 

そもそもフッ素の役割とは?

 

 

 

フッ素には、虫歯を予防する役割が期待できます。

 

 

 

それはフッ素に

 

 

 

「歯の再石灰化作用の促進」
「フルオロアパタイトの形成」

 

 

 

という2つの効果があるからです。

 

 

 

飲み物や食べ物に含まれる酸は、

 

 

 

歯質を溶かす脱灰(だっかい)という現象を引き起こしますが、

 

 

 

フッ素が歯の周りにあることで、再石灰化という修復作用が促進されます。

 

 

その際、フッ素が歯の内部に入り込むと

 

 

 

「フルオロアパタイト」

 

 

 

という特別な構造に作り変えられることから、

 

 

 

酸への抵抗力が高まるのです。

 

 

 

歯磨き粉に入ったフッ素はこの2つの作用によって、

 

 

 

私たちの歯を虫歯菌から守ってくれます。

 

 

 

フッ素は安全?子供に使っても大丈夫?

 

 

 

今回の改定で、0~14歳までの子供へのフッ素推奨濃度が大きく上昇しました。

 

 

 

とくに6歳以降は「大人と同じ濃度のフッ素を積極的に使っていきましょう」という

 

 

 

考え方に変わった点が目を引きます。

 

 

 

つまりそれは、フッ素を歯磨き粉で応用することの安全性を

 

 

 

日本小児歯科学会や日本口腔衛生学会などが保証したことを意味するのです。

 

 

 

もちろん、フッ素入り歯磨き粉を大量に飲み込むようなことがあったら

 

 

 

問題となりますが、適切な方法で使用している上で

 

 

 

健康被害が生じるリスクは限りなくゼロに近いといえます。

 

 

 

また、今回ご紹介したフッ素推奨濃度というのは、

 

 

 

あくまで「推奨量」であるため、

 

 

 

不安がある場合はそれより低い濃度の歯磨き粉を使っても何ら問題はありません。

 

 

 

例えば、お子さまがぶくぶくうがいをきちんとできなかったり、

 

 

 

歯磨き粉を飲む癖があったりする場合は、

 

 

 

低濃度のフッ素が配合された歯磨き粉を引き続き使用しましょう。

 

フッ素の推奨量についてはこちら

スタッフブログ 子供のフッ素推奨濃度について【最新版2023】

 

まとめ

 

 

 

今回は、フッ素の役割と安全性について、解説しました。

 

 

 

子供のフッ素推奨濃度の改定を受けて、

 

 

 

これからどんな歯磨き粉を使ったら良いのか迷っているという方は、

 

 

 

いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

 

 

お子さまお一人おひとりに最善といえる歯磨き粉の種類や歯磨き方法を提案させていただきます。

 

 

 

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スタッフブログ 子供のフッ素推奨濃度について【最新版2023】

 

 

こんにちは

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

皆さんが日頃から虫歯予防に活用している

 

 

 

「フッ素」

 

 

 

その推奨濃度が20231月に改訂されたのをご存知でしょうか?

 

 

 

フッ素が歯に良いことはWHOも認めていますが、

 

 

 

取り扱い方法を誤ると体に悪影響を及ぼすことがあります。

 

 

 

それだけに公的な団体が推奨するフッ素濃度はしっかり守っていきたいものです。

 

 

 

今回はそんな改定後の子供のフッ素推奨濃度と

 

 

 

歯磨き粉の使用量について、解説をします。

 

 

子供のフッ素推奨濃度はどう変わった?

 

 

 

フッ素の推奨濃度と歯磨き粉の使用量は、年齢によって少しずつ異なります。

 

 

 

【歯が生えてから2歳まで】

 

(旧)500ppm →(新)1,000ppm

 

 

 

最初の歯が生えてくるのは生後68ヵ月くらいです。

 

 

 

そこから2歳までは「1,000ppm」以下の

 

 

 

フッ素入り歯磨き粉を米粒(12mm)程度使うと良いでしょう。

 

 

 

従来は「500ppm」が上限で切った爪くらいが適用といわれていたので、

 

 

 

質量ともに多くなったことがわかります。

 

 

 

うがいができないお子さんにはジェルタイプがおすすめです。

 

 

 

35歳】

 

(旧)500ppm →(新)1,000ppm

 

 

 

子供の歯である乳歯は3歳くらいに生えそろい、

 

 

 

5歳くらいまではその状態が継続します。

 

 

 

そんな乳歯列期の推奨フッ素濃度は

 

 

 

1,000ppm」以下で、グリンピース(5mm)程度の歯磨き粉を使うと良いでしょう。

 

 

 

ちなみにこれまでは「500ppm」が上限で

 

 

 

5mm以下の歯磨き粉を使うのが良いとされていました。

 

 

 

 6歳以降】

 

(旧)1,000ppm → (新)1,500ppm

 

 

 

永久歯が生え始める6歳くらいからは、

 

 

 

大人と同じ「1,500ppm」で、歯磨き粉の量は2cm程度に変更されました。

 

 

 

これまでの1,000ppm1cmという推奨濃度と推奨量と比較すると

 

 

 

かなり多くなったことがわかります。

 

 

フッ素の活用を奨励する結果に

 

 

 

このように、子供のフッ素推奨濃度はすべての年代で高くなりました。

 

 

 

これは「子供にもっとフッ素を使っていきましょう」という、

 

 

 

日本小児歯科学会などからのメッセージといえるでしょう。

 

 

 

推奨する歯磨き粉の量もかなり増えたことから、

 

 

 

フッ素の安全性への懸念も少なくなったことがうかがえます。

 

 

 

それでもなおフッ素による健康被害が怖いという方や

 

 

 

そもそもフッ素に効果はあるの?といった疑問を持っている方もいらっしゃることでしょう。

 

 

 

次回は、そんなフッ素の役割や効果、安全性に焦点を当てて解説します。

 

 

 

 

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スタッフブログ 歯周病がリスクファクターとなる全身の病気

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

今月は歯周病のリスクファクターとして、

 

 

喫煙やストレス、糖尿病などを解説してきましたが、

 

 

最後は歯周病リスクファクターとなる全身の病気について説明します。

 

 

前回取り上げた糖尿病がそのひとつで、

 

 

他にも心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎、認知症などが挙げられます。

 

 

歯周病が血管を硬くして詰まらせる?

 

 

歯周病菌が血管に入って全身を巡るようになると、

 

 

血管が硬くなる「動脈硬化」が引き起こされます。

 

 

これは細菌の毒素や炎症性物質の刺激による影響です。

 

 

細菌が血管の壁に張り付いて塊となったものをプラークと呼び、

 

 

それが大きくなると血流に乗って細い血管で詰まることがあります。

 

 

そうして発症するのが心筋梗塞や脳梗塞です。

 

 

 

 

歯周病菌は脳にまで移動する?

 

 

血流に乗った歯周病菌は、脳の血管まで移動します。

 

 

その際、アルツハイマー型認知症の原因物質ともいえる

 

 

「アミロイドβ(ベータ)」が増えることが九州大学の研究で明らかとなりました。

 

 

厳密には歯周病菌が「カテプシンB」という酵素の産生を促すことで、

 

 

アミロイドβが増えていきます。

 

 

歯周病菌は肺炎も引き起こす

 

 

お口の中で繁殖した歯周病菌は、肺炎を誘発することもあります。

 

 

唾液や食物と一緒に歯周病菌を誤嚥(ごえん)すると、

 

 

気道で細菌感染を引き起こします。

 

 

その結果、発症するのが、誤嚥性肺炎です。

 

 

誤嚥性肺炎は、飲み込む力が衰えた高齢の方に起こりやすい病気です。

 

 

 

 

歯周病を治療することが全身の病気の予防につながる

 

 

このように、歯周病は驚くほど多くの全身疾患を誘発するリスクがあります。

 

 

いずれも生活の質・人生の質を大きく低下させる深刻な病気であり、

 

 

予防するに越したことはありません。

 

 

逆にいえば、歯周病をしっかりと治療、もしくは予防すれば、

 

 

これらの病気のリスクを大きく減少させることにつながります。

 

 

その点も踏まえた上で歯周病というお口の病気と向き合ってみませんか?

 

 

武蔵小杉の関原デンタルオフィスまでご相談いただければ、全力でサポートいたします。

 

 

 

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スタッフブログ 歯周病のリスクファクター 「糖尿病との関係について」

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

歯周病は、生活習慣病の一種と捉えられることがあります。

 

 

なぜなら、歯周病は前回ご説明したように

 

 

「喫煙」や「ストレス」、「偏った食生活」がリスクファクターとなり得るからです。

 

 

そんな歯周病は、生活習慣病の代名詞ともいえる「糖尿病」とも深く関係しています。

 

 

糖尿病になると何が起こる?

 

 

糖尿病は、血糖値を下げるインスリンが正常に働かなくなる病気です。

 

 

その結果、高血糖の状態が続き、末梢の血流が悪くなります。

 

 

歯茎を栄養しているのは末梢血管であるため

 

 

糖尿病の人は細菌感染のリスク高くなって、歯周病を発症するのです。

 

 

【治療法】

 

 

内科での糖尿病治療が必須となります。

 

 

糖尿病を完治させることは難しいかもしれませんが、

 

 

服薬などの治療によって血糖値をコントロールできるようになれば、

 

 

歯周病の症状も改善しやすくなります。

 

 

基本的は、糖尿病治療と歯周病治療を並行して行っていくことになります。

 

 

 

 

 

 

歯周病から糖尿病への影響

 

 

先ほど述べた様に、糖尿病は歯周病のリスクファクターとなりますが、

 

 

逆のパターンもあります。

 

 

つまり、歯周病によって糖尿病が誘発されるケースです。

 

 

歯周病がインスリンの効果が弱める?

 

 

歯周病を放置していると、歯の周りや歯周ポケットの中で繁殖した歯周病菌が血管内に侵入します。

 

 

そうするとサイトカインと呼ばれる炎症性物質の血中濃度が高まって、

 

 

インスリンの効果を弱めることがわかっています。

 

 

インスリンの効果が弱まると糖尿病のリスクが上昇します。

 

 

歯周病と糖尿病の負の相互作用

 

 

負の相互作用というのは、かんたんにいうとお互いがお互いのリスクを高め合う関係を指します。

 

 

例えば、もうすでに糖尿病にかかっている人は歯周病にかかりやすくなり、

 

 

歯周病にかかっている人は糖尿病のリスクが大きく上昇します。

 

 

この2つの病気を併発した場合はさらに厄介で、症状の悪化が異常なほど速いスピードで進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

今回は、歯周病と糖尿病との関係について、解説しました。

 

 

負の相互作用が認められる病気は、

 

 

一度発症してしまうと雪だるま式に悪化することもあるため十分な注意が必要です。

 

 

次回は、歯周病がリスクファクターとなる全身の病気についてご説明します。

 

 

 

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横向きに生えてる親知らず抜歯について!

 

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

今日は親知らずの抜き方について、実際の症例を紹介していきたい思います。

 

 

 

患者さんには写真使用の許可を頂いております!

 

 

 

患者さんは左下の奥歯の歯茎が腫れて痛いということで来院されました。

歯茎の腫れの原因としては、親知らずの周囲に食べカスや細菌が入った影響で

 

 

 

歯茎が腫れて痛みを起こしていることがわかりました。

 

 

 

診断としては「水平埋伏智歯の周囲炎」となります。

 

 

 

上の親知らずも落ちてきて、下の歯茎を噛んでいることがわかりました。

患者さんに原因を伝えご相談したところ、

 

 

 

治療方針として下の親知らずと上の親知らずを抜歯することになりました。

 

 

 

親知らず抜歯の流れ

1.神経の位置をレントゲン・CT確認

まずはレントゲン撮影行います。

当院では3次元的に神経の位置、また親知らずの根の状態を確認する為CT撮影を行います。

事前に親知らずの状態を把握する事で、

抜歯の安全性を確保することができます。

神経麻痺のリスクがある場合、

高次医療機関を紹介させて頂きます。

2.表面麻酔・麻酔

抜く時に痛みがない様麻酔を行います。

3.歯肉を切開

歯を抜きやすくするために、被ってる歯肉をメスで切開します。

4.骨切削

歯を覆っている周囲の骨を削ります。

歯の位置が深い程、骨を削る量が増えます。

5.分割・抜歯

横向きに生えてる親知らずは歯冠(しかん)と言われる頭の部分が引っかかっている為

抜けないので、分割していきます。

分割をする事で歯冠(しかん)と歯根に分け抜いていきます。

今回は下の親知らずの位置が深かった為、歯冠切断後に頭が全部取れてるかどうか

レントゲンを撮らせてもらいました。

残った歯根を抜きます。


6不良肉芽除去

周りに残っている腐敗物や炎症を起こしている歯茎を除去します。

7.洗浄・縫合

抜歯をした穴をよく洗ったあと歯肉を元に戻し縫合します。

出血を止める為ガーゼで圧迫止血を行います。

8.翌日の消毒

翌日に出血や感染がないかを確認し、消毒を行います。

9.1週間後に糸を取る

抜歯から1週間ほどが経過すると、親知らずを抜いた部分の傷口が塞がってくるため、

糸を取る処置を行います。

 

 

 

その後、傷口が完全にふさがり、削除した骨も徐々に回復します。

 

 

 

この患者さんは右側を一年前に抜歯を行い

 

 

 

一年後のレントゲン画像から骨の添加が認められます。

 

 

 

骨切除の戻りは若いうちの抜歯をおすすめします。

親知らずがでてきて気になってる方は是非ご相談ください!

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スタッフブログ 歯周病のリスクファクター喫煙とストレスについて

 

こんにちは

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

歯周病は、喫煙やストレスがリスクファクター(危険因子)となります。

 

 

 

一見すると歯周病とは何ら関係がないもののように思えますが

 

 

 

実際はそうではありません。

 

 

 

毎日たくさんのタバコを吸っていたり

 

 

 

ストレスをため込んでいたりする人は要注意です。

 

 

タバコと歯周病の関係

 

 

喫煙は、最も注意すべき歯周病のリスクファクターです。

 

 

 

喫煙習慣があると歯周病にかかりやすく

 

 

 

重症化を招きやすくなります。

 

 

 

それは次に挙げるような理由からです。

 

 

理由1:ニコチンが血管を収縮させる

 

 

 

ニコチンは、神経毒の一種です。

 

 

 

タバコの煙を介してニコチンが歯茎に作用すると

 

 

 

血管を収縮させ、血流を悪くします。

 

 

 

血液には歯茎の健康を維持するための栄養素や酸素

 

 

 

免疫細胞などが含まれているため

 

 

 

血流が悪くなれば自ずと感染症にもかかりやすくなるのです。

 

 

理由2:一酸化炭素が酸素欠乏を招く

 

 

 

一酸化炭素は、酸素よりもヘモグロビンと結合しやすいことから

 

 

 

各組織への酸素の運搬を邪魔してしまいます。

 

 

 

その結果、歯茎の酸素欠乏が顕著となって健康状態も悪くなるのです。

 

 

 

理由3:歯茎の腫れを隠す“マスキング効果

 

 

 

ニコチンや一酸化炭素によって免疫細胞の働きが悪くなると

 

 

炎症反応が目立たなくなります。

 

 

歯茎が腫れていないので健康に見えるかもしれませんが

 

 

実際は細菌による攻撃を受けており

 

 

歯周病の症状は着実に進行しています。

 

 

そうしたタバコのマスキング効果は

 

 

歯周病の症状を隠してしまうため、重症化を招きやすくなるのです。

 

 

理由4:タールが汚れの付着を促進する

 

 

タールは歯の着色を促すだけではなく、歯垢や歯石の付着も促進します。

 

 

歯垢や歯石が増えれば、その分だけ歯周病菌の繁殖も促されます。

 

 

 

 

 

【治療法】

 

タバコが原因で歯周病になった場合は、禁煙することから始めましょう。

 

 

喫煙習慣が継続している状態では、歯周病治療を行っても適切な効果が得られません。

 

 

禁煙後は通常の歯周病治療で症状の改善をはかります。

 

 

ストレスと歯周病の関係

 

 

ストレスをため込んでいる人は、いろいろな病気のリスクが上がっています。

 

 

それはストレスによって身体の抵抗力や免疫力が低下しているからです。

 

 

細菌感染症の一種である歯周病もそうしたストレスの影響を受けやすい病気といえます。

 

 

【治療法】

 

 

通常の歯周病治療で改善可能ですが

 

 

ストレスを上手に解消する習慣を身に付ける必要があります。

 

 

週末には趣味の時間を作るなど、ストレスを発散する方法を見つけていきましょう。

 

 

まとめ

 

 

今回は、歯周病のリスクファクターとなる喫煙とストレスについて解説しました。

 

 

どちらも歯周病との関連性が科学的にも明確になっている要素なので、

 

 

心当たりのある方は十分にご注意ください。

 

 

次回は、歯周病のリスクファクターとしてもうひとつ重要な「糖尿病」についてご説明します。

 

 

 

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スタッフブログ 歯周病はどんな病気?症状や原因は?

 

 

 

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

歯周病は虫歯と並ぶ「お口の2大疾患」ですが、少し特殊な面があります。

 

 

 

とくに間接的な原因となる「リスクファクター」には十分な注意が必要です。

 

 

 

今月はそんな歯周病とリスクファクターをテーマとして、

 

 

 

この病気の危険性についてわかりやすく解説します。

 

 

 

歯周病の症状について

 

 

 

◎軽度の歯周病(歯肉炎)

 

 

 

 

 

歯周病は、歯茎の腫れや出血が認められる病気です。

 

 

 

本来はコーラルピンクというきれいなピンク色をした歯茎が赤く腫れ、

 

 

 

ブラッシングの時に血が出るようになります。

 

 

 

これは歯の周りに歯垢や歯石がたまって、

 

 

 

歯周病菌が繁殖しているからです。

 

 

 

つまり、細菌による炎症反応が歯周病の症状の実態といえるのです。

 

 

 

◎重度の歯周病(歯周炎)

 

 

 

 

 

歯周病を放置していると、歯茎や顎の骨が下がっていきます。

 

 

 

細菌による炎症反応が広がることで、

 

 

 

歯の周りの組織の破壊が進んでいる証拠です。

 

 

 

歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなる

 

 

 

歯がグラグラ動くようになる、食べ物を噛みにくくなるといった症状も、

 

 

 

歯茎や顎の骨が溶けていくことで生じます。

 

 

 

歯周組織が歯を支え切れなくなると

 

 

 

歯の脱落を招いたり、抜歯を余儀なくされたりするのが歯周病なのです。

 

 

 

歯周病の原因

 

 

 

歯周病は、細菌に感染することで発症する病気です。

 

 

 

歯垢や歯石を住処として、P.g菌に代表される歯周病菌が繁殖し

 

 

 

歯茎に炎症をもたらします。

 

 

 

 

虫歯と同様、細菌感染症の一種なのですが

 

 

 

歯に直接ダメージを与えるのではなく

 

 

 

それを支えている組織を破壊していくのが大きな特徴といえます。

 

 

 

そのため虫歯とはリスクファクター(危険因子)が大きく異なる点に注意が必要です。

 

 

 

虫歯よりも内科的な要因が強く、全身の病気との関わりがあることも広く知られていますよね。

 

 

 

*歯周病の原因については「歯肉炎と歯周炎の違い」をご覧ください。

歯肉炎と歯周炎の違い

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、歯周病の症状と原因について解説しました。

 

 

 

歯周病は細菌によって歯茎に炎症が起こり、顎の骨が破壊されていく病気です。

 

 

 

お口の中が不衛生になることが発端となりますが、

 

 

 

喫煙やストレス、糖尿病などがリスクファクターとして挙げられます。

 

次回からはそうした歯周病のリスクファクターに焦点を当てて

 

 

 

さらに詳しく解説していきます。

 

 

 

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原因によって変わる?口臭の治療法

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

このコラムでは

 

 

口臭の原因や検査・診断方法についてご説明してきましたが

 

 

今回は治療法の解説です。

 

 

口臭に悩まされている多くの方が関心を持っているトピックかと思います。

 

 

口臭の治療法

 

 

口臭の治療法は、原因によって大きく異なります。

 

◎歯周病治療

 

 

歯周病に由来する口臭は、歯周病治療でなければ改善が難しいです。

 

 

クリーニングやスケーリング(歯石取り)で歯垢・歯石を一掃し

 

 

歯周病菌の数を減らしていきます。

 

 

その過程で歯茎の腫れや出血、口臭も改善されていきます。

 

◎虫歯治療

 

 

口臭の原因となるような進行した虫歯では

 

 

歯の根の中をきれいにお掃除する根管治療が必要です。

 

 

その後は土台を作り、被せ物を装着することで

 

 

歯が持つ本来の機能を回復でき虫歯由来の口臭も改善されます。

 

 

◎正しい口腔ケアの習慣化

 

 

お口の中が不潔なことで口臭が生じている場合は

 

 

歯科医院でのクリーニングとブラッシング指導を受けましょう。

 

 

クリーニングでは、ブラッシングで取り除くことができない汚れまで一掃できます。

 

 

同時に、歯磨きのプロフェッショナルによるブラッシング指導を受ければ

 

 

口腔内を清潔に保ちやすくなり、口臭が強くなることも少なくなります。

 

 

 

 

舌の表面に蓄積する舌苔(ぜったい)は、舌ブラシという専用の器具を使ってケアすると良いですよ。

 

◎唾液分泌の促進

 

 

唾液には、自浄作用・殺菌作用・抗菌作用などが期待できます。

 

 

普段からお口が乾いている、加齢によるドライマウスに悩まされているという方は

 

 

ガムを噛んだり、唾液腺マッサージを行ったりして

 

 

唾液の分泌量を増やすよう努力しましょう。

 

◎全身の病気の治療

 

 

糖尿病や胃食道逆流症、肝疾患などが原因で口臭が生じている場合は

 

 

それらの治療を各診療科で受ける必要があります。

 

 

心因性の口臭も心療内科などで診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。

 

 

まとめ

 

 

今回は、口臭の原因に応じた治療法について解説しました。

 

 

 

口臭は適切な治療を受けることで改善できます。

 

 

 

その中でもお口の病気・異常に由来する口臭は、歯科医院で治療できますので、

 

 

 

ご自身のお口の臭いにお困りの方はいつでもお気軽に当院までご連絡ください。

 

 

次回のコラムでは、口臭の予防方法にご説明します。

 

 

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どうやって調べる?口臭の診断方法

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

 

前回は口臭の種類と原因についての説明でしたが

 

 

今回は口臭の検査・診断方法について

 

 

解説します。

 

 

口臭は原因を突き止めなければ、有効な改善法も見つけられないため

 

 

 

口臭の検査・診断方法について知ることはとても有用です。

 

 

▼まずはお口の中の検査から

 

 

口臭を主訴としてご来院いただいた際には、お口の中の検査から始めます。

 

 

 

歯周病や虫歯、口腔衛生状態の不良が認められた場合は

 

 

 

まずそれらが口臭の原因として考えられます。

 

 

 

いずれも放置することはデメリットしか伴わないため、具体的な治療を進めていきます。

 

 

▼口腔疾患が治っても口臭が改善されない場合

 

 

 

歯周病や虫歯が完治して、口腔衛生状態も良好に維持できているにもかかわらず

 

 

 

口臭がなくならない場合は、別の原因が考えられます。

 

 

 

そもそも生理的口臭なのか、あるいは病的口臭なのかを診断する必要があるため

 

 

口臭外来などで口臭検査を受けると良いでしょう。

 

 

その結果によっては、医科の診療科で診察を受ける必要性が出てきます。

 

 

▼生理的口臭ではない場合

 

 

お口の中に口臭の原因が見当たらず生理的口臭でもない場合は

 

 

全身の病気が背後に潜んでいるかもしれません。

 

 

そうした全身疾患が原因の口臭の場合は病気自体を治さない限り、口臭も改善されません。

 

 

検査の結果的には口臭が認められないにもかかわらず、

 

 

本人だけが口臭があると思い込んでしまう

 

心因的口臭(しんいんてきこうしゅう)

 

 

は、心療内科や精神科での治療が必要となります。

 

まとめ

 

 

今回は、口臭の検査・診断方法について、

 

 

解説しました。

 

 

口臭の原因は多岐に渡るため、最初から特定することはなかなか難しいです。

 

 

ただ、日本人の口臭の原因の大半は、お口の中に存在していることから

 

 

まずは歯医者さんに診てもらうのが一番といえます。

 

 

武蔵小杉で口臭に悩まれている方はお気軽に当院までご相談ください。

 

 

次回のコラムでは、口臭の治療方法についてご説明します。

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