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カテゴリ: スタッフブログ

ホワイトニングの種類について (スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

 

歯の黄ばみはブラッシングやクリーニングで落とせない場合があります。

そんな時に有用なのが歯医者さんの「ホワイトニング」です。

市販のホワイトニンググッズとは異なる薬剤・機材を使用できることから、

歯の着色汚れを安全かつ効率よく取り除けます。

今回はそんな歯医者さんのホワイトニングの種類について、わかりやすく解説をします。

 

歯医者さんで受ける「オフィスホワイトニング」

 

オフィスホワイトニングは、歯医者さんですべての処置が完結します。

歯科医師もしくは歯科衛生士が施術することから、

刺激が強い薬剤を使える点が大きな特長のホワイトニング法です。

即効性が高く1回の施術で目に見える効果が期待できます。

歯がしみる知覚過敏が起こりやすくはありますが、

あくまで一時的な症状なので心配する必要はありません。

 

自宅で施術する「ホームホワイトニング」

 

ホームホワイトニングは、患者さんが自宅で施術するホワイトニング法です。

歯医者さんに行くのは、始めの検査とマウスピースの作製・受け取りの時だけです。

歯を白くする処置は、患者さんが好きな時に好きな場所で行えます。

使用する薬剤はオフィスホワイトニングほど強くはなく、

知覚過敏や粘膜を損傷するなどのトラブルも起こりにくいです。

その分即効性は低いものの、持続性に優れており

ホワイトニング効果は6~12ヵ月程度続きます。

オフィスとホームを併用する「デュアルホワイトニング」

 

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを

併用する方法です。

即効性と持続性の両方を期待することができ、歯を白くする効果も高くなります。

歯医者さんのホワイトニング効果を最大限まで引き出したいという方には、

デュアルホワイトニングがおすすめです。

まとめ

今回はしつこい歯の黄ばみを取り除くことができるホワイトニングの種類について、

解説しました。

当院では3種類のホワイトニング方に対応しておりますので、

どれを選んだら良いのかわからないという方もまずはお気軽にご相談ください。

次回は、歯医者さんのホワイトニングで歯が白くなるメカニズムについて解説します。

 

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子供の歯周病の予防法 (スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

 

前回の子供の歯周病の治療法に続き、

今回は子供の歯周病の予防について、解説をします。

 

定期検診が一番大事?

 

小児期は、皆さまが考えている以上に歯周病のリスクが高くなっています。

それは萌出性歯肉炎や不潔性歯肉炎で顕著に見られる傾向です。

気づいた頃には歯茎が赤く腫れ上がり、

どうしたら良いのかわからなくなってしまう親御さまも少なくないことでしょう。

そんな事態を避けるためには、定期的な歯科検診を受けることが大切です。

小児期というのはただでさえお口の中が劇的に変化する期間であるため、

3~4ヵ月に1回くらいの頻度で歯医者さんに診てもらうのが適切といえます。

それくらい頻度高く検診を受けていれば、子供の歯周病の予兆を

早期に発見することも難しくなくなります。

ひとり磨き+仕上げ磨きをしっかり行う

 

子供の歯並びが安定するのは、小学校の高学年くらいからです。

それまでは乳歯と永久歯が混在する状態が続き、

歯磨きもしにくくなっています。

子供がかかる萌出性歯肉炎や不潔性歯肉炎は、

まさにその時期にリスクが高くなることから、

親御さまによる仕上げ磨きでしっかりとサポートしてあげてください。

お子さまのひとり磨きは、定期検診・メンテナンスのブラッシング指導で習得していきましょう。

気になる症状はすぐに相談

 

子供がかかりやすい思春期性歯肉炎や侵襲性歯周炎は、

お口が比較的清潔であっても発症する場合があります。

そのため一般の人が早期に発見するのはなかなか難しいことから、

少しでも気になる症状が認められたらすぐ歯医者さんに相談しましょう。

これらの歯周病は予防することがなかなか難しいですが、

早期に発見することで、重症化を免れやすくなります。

まとめ

今回は、子供の歯周病の予防方法について、解説しました。

やはり、子供の歯周病予防においても、重要となるのは定期検診・メンテナンスです。

できるだけ高頻度に歯科を受診することで、

歯周病の予兆を発見しやすくなることでしょう。

その上で、自宅での口腔ケアもしっかり行っていきましょう。

 

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スタッフブログ 子供の歯周病の治療法

 

 

 

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

これまでは子供の歯周病の種類や特徴についてお伝えしてきましたが、

 

 

 

今回は治療法を解説します。

 

 

 

子供の歯周病も適切な治療を受けることで治せます。

 

 

 

歯垢・歯石の除去が基本

 

 

 

子供の歯周病も大人と同様、歯垢と歯石を取り除くことが基本となります。

 

 

 

歯周病は細菌感染症の一種なので、

 

 

 

原因となる細菌の数が減れば自ずと症状も改善されていくからです。

 

 

 

歯周病治療の中でもとくに重要なのが歯石取りです。

 

 

 

歯石は、歯垢が石灰化を受けて石のように硬くなった汚れであり、

 

 

 

歯ブラシによるブラッシングでは取り除けません。

 

 

 

歯科医師や歯科衛生士といった専門家によるスケーリング(歯石取り)でなければ、

 

 

 

安全に除去できないのです。

 

 

 

歯垢は通常のクリーニングで取り除きます。

 

 

 

正しい歯磨き方法を身に付ける

 

 

 

歯周病治療では、必ずブラッシング指導も実施されます。

 

 

 

歯医者さんで歯垢や歯石をきれいに取ってもらっても、

 

 

 

自宅でのケアが不十分だとまたすぐに汚れがたまってしまいます。

 

 

 

それだといつまで経っても歯周病は治りません。

 

 

 

口腔ケアの専門家である歯科衛生士から、

 

 

 

正しい歯磨きの方法を学び、それを毎日のケアで実践していくことが必須となります。

 

 

薬剤による治療

 

 

 

子供の歯周病の症状によっては、

 

 

 

抗菌薬を用いた治療を行う場合もあります。

 

 

 

歯垢や歯石が主な原因となりにくい侵襲性歯周炎などは、

 

 

 

薬剤によって得られる治療効果が比較的高いといえます。

 

 

 

ただし、歯周病は薬だけで治せる病気ではないため、

 

 

 

軟膏の塗布や抗菌薬の服用は補助的な処置にとどまります。

 

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、子供の歯周病の治療法について解説しました。

 

 

 

子供の歯周病の治療法も基本的には大人と変わりません。

 

 

 

歯垢や歯石を取り除いて、歯周病菌の数を減らしていきます。

 

 

 

萌出性歯肉炎や思春期性歯肉炎は、

 

 

 

ある時期を超えるとそのリスクが大きく減少するため、

 

 

 

基本治療を行いながら経過を見ていくこともあります。

 

 

 

次回は、子供の歯周病の予防法について解説します。

 

 

 

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スタッフブログ 子供がかかる歯肉炎の特徴

 

 

 

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

子供は、歯周病の中でも歯肉炎にかかることが多いです。

 

 

 

比較的軽度の歯周病にとどまることから、

 

 

 

大人の歯周病ほど深刻に考える必要はありませんが、

 

 

 

歯周炎になるリスクも存在しています。

 

 

 

「侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)」という、

 

 

 

子供がかかりやすい歯周炎には十分な注意が必要です。

 

 

 

今回はそんな侵襲性歯周炎の特徴や原因について、詳しく解説をします。

 

 

 

そもそも侵襲性歯周炎とは?

 

 

 

侵襲性歯周炎はもともと

 

 

 

若年性歯周炎(じゃくねんせいししゅううえん)

 

 

 

と呼ばれていた歯周病です。

 

 

 

標準的な歯周炎よりも年齢が低い人がかかる傾向にあったため、

 

 

 

そのような病名が付けられていました。

 

 

 

10~20代の人もかかりやすい点は、

 

 

 

普通の歯周炎と大きくことなります。

 

 

 

ただ、実際は中高年でもたくさんの人が発症していることもあり、

 

 

 

年齢による定義をなくした診断名となりました。

 

 

 

進行が早い歯周炎

 

 

 

侵襲性歯周炎の最大の特徴は、進行が早いことです。

 

 

 

本来は、数年かけて徐々に進行していくのが歯周炎ですが、

 

 

 

侵襲性の場合は数ヵ月で目に見えるような変化が現れます。

 

 

 

歯茎や顎の骨が急速に破壊されていることから、

 

 

 

普通の歯周炎と同じように考えるのは危険です。

 

 

 

早期に治療を開始しなければ、取り返しのつかない症状まで進展します。

 

 

歯垢・歯石が原因ではない?

 

 

 

歯周病は、歯の周りに歯垢や歯石がたまることが主な原因となります。

 

 

 

それは子供がかかる不潔性歯肉炎や萌出性歯肉炎も例外ではありません。

 

 

 

ところが侵襲性歯周炎の患者さまのお口には、

 

 

 

歯垢・歯石の沈着が目立たないケースが多いのです。

 

 

 

これも侵襲性歯周炎の厄介な点といえるでしょう。

 

 

 

ですから、年齢が若くて、お口の中が清潔であっとしても、

 

 

 

歯茎の腫れや痛みなどの症状に気づいた時点で、

 

 

 

歯医者さんを受診することが重要となります。

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、子供がかかりやすい侵襲性歯周炎について解説しました。

 

 

 

侵襲性歯周炎は、比較的珍しい歯周病ではありますが、

 

 

 

一定の割合でかかる人がいます。

 

 

 

その点を踏まえた上で、お子さまのお口の異常には目を光らせるようにしてください。

 

 

 

次回は、子供の歯周病の治療法について解説します。

 

 

 

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スタッフブログ 子供も歯周病になるの?

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

歯周病は、大人だけがかかる病気ではありません。

 

 

 

中高生だけではなく、小学生もかかることがあるため、

 

 

 

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭ではそれなりの注意が必要となります。

 

 

 

今回からはそんな子供の歯周病について、解説します。

 

 

 

子供の歯周病は「歯肉炎」がメインです

 

 

 

歯周病は、歯肉炎と歯周炎の2つに大きく分けられます。

 

 

 

歯肉炎は、歯茎(歯肉)だけに炎症反応がとどまっている段階で、

 

 

 

軽度の歯周病といえます。

 

 

歯肉炎を放置していると炎症が顎の骨にまで広がって歯周炎へと移行します。

 

 

 

これは比較的、重症度の高い歯周病で、歯茎や顎の骨が少しずつ壊されていきます。

 

 

 

子供がかかる歯周病は、歯肉炎であるケースがほとんどなので、

 

 

 

歯がグラグラしたり、抜けたりするような深刻な症状は起こりにくいです。

 

 

 

 

子供の歯肉炎の種類と原因について

 

 

 

子供の歯肉炎には、不潔性歯肉炎・萌出性歯肉炎・思春期性歯肉炎といった種類があります。

 

 

 

【不潔性歯肉炎】

 

 

文字通りお口の中が不潔になることで発症します。

 

具体的には、歯の周りに歯垢や歯石が堆積して細菌が繁殖し、

 

歯茎に炎症をもたらします。

 

これは大人がかかる歯肉炎と変わりはありません。

 

 

 

 【萌出性歯肉炎】

 

 

歯が生える(萌出する)時にかかる歯肉炎です。

 

歯が生える途中の段階は、歯磨きがしにくく、汚れがたまりやすくなります。

 

 

歯が正常な位置まで生えると歯磨きもしやすくなり、歯茎の炎症も改善されていきます。

 

 

 

【思春期性歯肉炎】

 

 

小学校の高学年から中学校にかけてよく見られる歯肉炎です。

 

ホルモンバランスの乱れが原因と考えられており、

 

男の子よりも女の子に見られやすいです。

 

思春期を過ぎると、歯茎の症状も自然に消失していくことが多いです。

 

 

 

口呼吸にも要注意

 

お口ポカンの状態が習慣化しているお子さまも歯肉炎にご注意ください。

 

口呼吸は口腔内の乾燥を招き、

 

細菌の繁殖を促すことから、

 

お口ポカンが子供の歯肉炎を誘発することもあるのです。

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、子供の歯周病の歯肉炎に焦点を当てて解説しました。

 

 

 

次回は、子供の歯周炎について解説しますので、

 

 

 

関心のある方はチェックしてみてください。

 

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スタッフブログ インプラント周囲炎の治療法・予防法

 

こんにちは

 

 

 

関原デンタルオフィスです

 

 

 

 

 

インプラントの寿命を大きく縮めることになるインプラント周囲炎は、

 

 

 

早期に治療を受けることでその被害を最小限に抑えられます。

 

 

 

適切な方法で予防をすれば、インプラント周囲炎とは無縁の生活を送ることもできます。

 

 

 

今回はそんなインプラント周囲炎の治療法と予防法を詳しく解説をします。

 

 

 

インプラント周囲炎の治療法について

 

 

 

インプラント周囲炎の治療は、骨の吸収度合いによって方法が変わります。

 

 

 

【健康な状態】

 

【骨の吸収があまり進んでいない】

非外科的治療

 

 

骨の吸収があまり進んでいない軽度のインプラント周囲炎では、

 

 

 

外科的な処置を施すことはほとんどありません。

 

 

 

まずは、インプラント周囲炎の根本的な原因となっている、

 

 

 

歯周ポケット内の汚れを徹底的に除去します。

 

 

 

それ以降、汚れがたまらないよう、

 

 

 

ブラッシング指導や生活習慣指導なども併せて行います。

 

 

 

抗生物質を歯周ポケット内に塗布したり、薬剤の形で服用したりすることもあります。

 

 

 

【骨の吸収が進んでいる】

外科的治療

 

 

骨の吸収が進行している場合は、外科的な処置を実施します。

 

 

 

歯茎をメスで切開して、インプラント表面に付着した、

 

 

 

汚れを取り除くことは必須となります。

 

 

 

破壊された骨は、GBR法を始めとした歯周組織再生療法で回復させますが、

 

 

 

元通りになることはありません。

 

 

 

これらの方法を行ってもインプラント周囲炎の症状が改善されない場合は、

 

 

 

人工歯根を顎の骨から抜き取ります。

 

 

 

そのまま放置しても人工歯としての機能を果たさないどころか、

 

 

 

感染が広がってより深刻な病態へと発展しかねないからです。

 

 

 

人工歯根を抜いた後は、再治療の検討に入ります。

 

 

 

口腔ケアの状況が改善していて、顎の骨の状態もそれほど悪くない場合は、

 

 

 

再び人工歯根を埋入します。

 

 

 

それが出来ない場合は、ブリッジや入れ歯といった従来法へと切り替えます。

 

 

 

インプラント周囲炎の予防法

 

 

 

インプラント周囲炎を予防するためには、

 

 

 

セルフケアを徹底することが何より重要となります。

 

 

 

インプラントと歯茎の境目は、天然歯における歯頚部(しけいぶ)よりも

 

 

 

汚れがたまりやすくなっている点を改めて確認しておきましょう。

 

 

 

日々のセルフケアでは、そうした歯周ポケットでの歯垢・歯石の形成を

 

 

 

最大限抑えることに努めてください。

 

 

 

その他、歯ぎしりや食いしばり、喫煙、ストレスなど、

 

 

 

歯周病のリスク因子となる習慣などがある場合は、

 

 

 

できるだけ早期に改善してください。

 

 

 

歯科医院でのメンテナンスおよびプロフェッショナルケアも

 

 

 

インプラント周囲炎の予防には欠かせません。

 

 

 

34ヵ月に1回くらいの頻度でクリーニングやスケーリングを受けていれば、

 

 

 

歯周病も予防しやすくなることでしょう。

 

 

 

通常の定期検診だけでなく、インプラントのメンテナンスも継続的に受ける必要があります。

 

まとめ

 

 

 

今回は、インプラント周囲炎の治療法と予防法について、解説しました。

 

 

 

インプラント周囲炎は厄介な病気で、一度発症してしまうと

 

 

 

完治させることが難しくなります。

 

 

 

本文でもご紹介した外科処置を行っても最終的には

 

 

 

インプラントを撤去せざるを得ないというケースもあるくらいです。

 

 

 

そのためインプラント周囲炎は、可能な限り予防した方が良いといえます。

 

 

 

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スタッフブログ インプラント歯周炎

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

インプラント治療を受けた人が最も注意しなければならない病気。

 

 

 

それは「インプラント周囲炎」です。

 

 

 

インプラントを埋め込んだ周りの歯茎や顎の骨に炎症が生じる病気で、

 

 

 

一般的な歯周病よりも進行が早く、自然に治ることもありません。

 

 

 

今回はそんなインプラント周囲炎の原因と悪影響について、

 

 

 

わかりやすく解説をします。

 

 

 

インプラント周囲炎とは?

 

 

 

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの組織に

 

 

 

細菌感染および炎症反応が生じる病気です。

 

 

 

一般的な歯周病における「歯周炎」にあたるもので、

 

 

 

その前段階をインプラント周囲粘膜炎といいます。

 

 

 

インプラント周囲粘膜炎の段階であれば、

 

 

 

いわゆる歯肉炎に該当するため、歯茎や顎の骨の破壊もまだ進んでいません。

 

 

 

適切な治療を施すことで、元の状態に戻せる場合もあります。

 

 

インプラント周囲炎の原因は?

 

 

 

インプラント周囲炎の原因は、歯周病菌への感染です。

 

 

 

インプラントと歯茎との境目に、歯垢や歯石などの汚れがたまることで

 

 

 

細菌が繁殖して、炎症反応をもたらします。

 

 

このメカニズムは、通常の歯周病と変わりはありません。

 

 

 

ただし、インプラントの場合は、歯根と顎の骨との間に「歯根膜」という

 

 

 

血管が分布する組織が介在していないことから、

 

 

 

細菌への抵抗力が低くなっているのです。

 

 

 

歯槽骨(しそうこつ)への酸素や栄養素、免疫細胞の供給が行えないため、

 

 

 

歯周病の進行速度が極めて速い点に注意が必要です。

 

 

 

インプラント周囲炎が及ぼす影響

 

 

 

インプラント周囲炎にかかると、

 

 

 

インプラントを取り巻く歯茎や歯槽骨が急速に進んでいきます。

 

 

 

数ヵ月かけて獲得した人工歯根と骨との結合(=オッセオインテグレーション)も失われてしまい、

 

 

 

インプラントがグラグラと動揺するようになります。

 

 

 

その過程で、アバットメントの部分が口腔内に露出したり、

 

 

 

硬いものが噛めなくなったりする症状に悩まされます。

 

 

 

そして、最終的には人工歯根が自然に抜け落ちるか、

 

 

 

歯科医院での処置で抜き取らなければならない事態にまで追い込まれるのです。

 

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、インプラント特有の歯周病である

 

 

 

「インプラント周囲炎」について、解説しました。

 

 

 

インプラントの寿命はとても長く、10年以上持つのが一般的ですが、

 

 

 

インプラント周囲炎にかかると短命になってしまいます。

 

 

 

次回はそんなインプラント周囲炎の治療法や予防法についてご説明します。

 

 

 

関心のある方は、次回のコラムもチェックしてください。☺️

 

 

 

 

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スタッフブログ フッ素の役割と安全性について

 

 

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

2023年1月にフッ素の推奨濃度が改訂されたことを受けて、

 

 

 

フッ素への関心が再び高まっています。

 

 

 

とくに今回の改定では、子供のフッ素濃度推奨量に大きな変化が見られたこともあり、

 

 

 

安全性に不安を感じている方もいらっしゃるようですね。

 

 

 

今回はそんなフッ素の役割と安全性について、わかりやすく解説をします。

 

 

 

そもそもフッ素の役割とは?

 

 

 

フッ素には、虫歯を予防する役割が期待できます。

 

 

 

それはフッ素に

 

 

 

「歯の再石灰化作用の促進」
「フルオロアパタイトの形成」

 

 

 

という2つの効果があるからです。

 

 

 

飲み物や食べ物に含まれる酸は、

 

 

 

歯質を溶かす脱灰(だっかい)という現象を引き起こしますが、

 

 

 

フッ素が歯の周りにあることで、再石灰化という修復作用が促進されます。

 

 

その際、フッ素が歯の内部に入り込むと

 

 

 

「フルオロアパタイト」

 

 

 

という特別な構造に作り変えられることから、

 

 

 

酸への抵抗力が高まるのです。

 

 

 

歯磨き粉に入ったフッ素はこの2つの作用によって、

 

 

 

私たちの歯を虫歯菌から守ってくれます。

 

 

 

フッ素は安全?子供に使っても大丈夫?

 

 

 

今回の改定で、0~14歳までの子供へのフッ素推奨濃度が大きく上昇しました。

 

 

 

とくに6歳以降は「大人と同じ濃度のフッ素を積極的に使っていきましょう」という

 

 

 

考え方に変わった点が目を引きます。

 

 

 

つまりそれは、フッ素を歯磨き粉で応用することの安全性を

 

 

 

日本小児歯科学会や日本口腔衛生学会などが保証したことを意味するのです。

 

 

 

もちろん、フッ素入り歯磨き粉を大量に飲み込むようなことがあったら

 

 

 

問題となりますが、適切な方法で使用している上で

 

 

 

健康被害が生じるリスクは限りなくゼロに近いといえます。

 

 

 

また、今回ご紹介したフッ素推奨濃度というのは、

 

 

 

あくまで「推奨量」であるため、

 

 

 

不安がある場合はそれより低い濃度の歯磨き粉を使っても何ら問題はありません。

 

 

 

例えば、お子さまがぶくぶくうがいをきちんとできなかったり、

 

 

 

歯磨き粉を飲む癖があったりする場合は、

 

 

 

低濃度のフッ素が配合された歯磨き粉を引き続き使用しましょう。

 

フッ素の推奨量についてはこちら

スタッフブログ 子供のフッ素推奨濃度について【最新版2023】

 

まとめ

 

 

 

今回は、フッ素の役割と安全性について、解説しました。

 

 

 

子供のフッ素推奨濃度の改定を受けて、

 

 

 

これからどんな歯磨き粉を使ったら良いのか迷っているという方は、

 

 

 

いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

 

 

お子さまお一人おひとりに最善といえる歯磨き粉の種類や歯磨き方法を提案させていただきます。

 

 

 

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スタッフブログ 子供のフッ素推奨濃度について【最新版2023】

 

 

こんにちは

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

 

皆さんが日頃から虫歯予防に活用している

 

 

 

「フッ素」

 

 

 

その推奨濃度が20231月に改訂されたのをご存知でしょうか?

 

 

 

フッ素が歯に良いことはWHOも認めていますが、

 

 

 

取り扱い方法を誤ると体に悪影響を及ぼすことがあります。

 

 

 

それだけに公的な団体が推奨するフッ素濃度はしっかり守っていきたいものです。

 

 

 

今回はそんな改定後の子供のフッ素推奨濃度と

 

 

 

歯磨き粉の使用量について、解説をします。

 

 

子供のフッ素推奨濃度はどう変わった?

 

 

 

フッ素の推奨濃度と歯磨き粉の使用量は、年齢によって少しずつ異なります。

 

 

 

【歯が生えてから2歳まで】

 

(旧)500ppm →(新)1,000ppm

 

 

 

最初の歯が生えてくるのは生後68ヵ月くらいです。

 

 

 

そこから2歳までは「1,000ppm」以下の

 

 

 

フッ素入り歯磨き粉を米粒(12mm)程度使うと良いでしょう。

 

 

 

従来は「500ppm」が上限で切った爪くらいが適用といわれていたので、

 

 

 

質量ともに多くなったことがわかります。

 

 

 

うがいができないお子さんにはジェルタイプがおすすめです。

 

 

 

35歳】

 

(旧)500ppm →(新)1,000ppm

 

 

 

子供の歯である乳歯は3歳くらいに生えそろい、

 

 

 

5歳くらいまではその状態が継続します。

 

 

 

そんな乳歯列期の推奨フッ素濃度は

 

 

 

1,000ppm」以下で、グリンピース(5mm)程度の歯磨き粉を使うと良いでしょう。

 

 

 

ちなみにこれまでは「500ppm」が上限で

 

 

 

5mm以下の歯磨き粉を使うのが良いとされていました。

 

 

 

 6歳以降】

 

(旧)1,000ppm → (新)1,500ppm

 

 

 

永久歯が生え始める6歳くらいからは、

 

 

 

大人と同じ「1,500ppm」で、歯磨き粉の量は2cm程度に変更されました。

 

 

 

これまでの1,000ppm1cmという推奨濃度と推奨量と比較すると

 

 

 

かなり多くなったことがわかります。

 

 

フッ素の活用を奨励する結果に

 

 

 

このように、子供のフッ素推奨濃度はすべての年代で高くなりました。

 

 

 

これは「子供にもっとフッ素を使っていきましょう」という、

 

 

 

日本小児歯科学会などからのメッセージといえるでしょう。

 

 

 

推奨する歯磨き粉の量もかなり増えたことから、

 

 

 

フッ素の安全性への懸念も少なくなったことがうかがえます。

 

 

 

それでもなおフッ素による健康被害が怖いという方や

 

 

 

そもそもフッ素に効果はあるの?といった疑問を持っている方もいらっしゃることでしょう。

 

 

 

次回は、そんなフッ素の役割や効果、安全性に焦点を当てて解説します。

 

 

 

 

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スタッフブログ 歯周病がリスクファクターとなる全身の病気

 

こんにちは

 

 

関原デンタルオフィスです。

 

 

 

 

今月は歯周病のリスクファクターとして、

 

 

喫煙やストレス、糖尿病などを解説してきましたが、

 

 

最後は歯周病リスクファクターとなる全身の病気について説明します。

 

 

前回取り上げた糖尿病がそのひとつで、

 

 

他にも心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎、認知症などが挙げられます。

 

 

歯周病が血管を硬くして詰まらせる?

 

 

歯周病菌が血管に入って全身を巡るようになると、

 

 

血管が硬くなる「動脈硬化」が引き起こされます。

 

 

これは細菌の毒素や炎症性物質の刺激による影響です。

 

 

細菌が血管の壁に張り付いて塊となったものをプラークと呼び、

 

 

それが大きくなると血流に乗って細い血管で詰まることがあります。

 

 

そうして発症するのが心筋梗塞や脳梗塞です。

 

 

 

 

歯周病菌は脳にまで移動する?

 

 

血流に乗った歯周病菌は、脳の血管まで移動します。

 

 

その際、アルツハイマー型認知症の原因物質ともいえる

 

 

「アミロイドβ(ベータ)」が増えることが九州大学の研究で明らかとなりました。

 

 

厳密には歯周病菌が「カテプシンB」という酵素の産生を促すことで、

 

 

アミロイドβが増えていきます。

 

 

歯周病菌は肺炎も引き起こす

 

 

お口の中で繁殖した歯周病菌は、肺炎を誘発することもあります。

 

 

唾液や食物と一緒に歯周病菌を誤嚥(ごえん)すると、

 

 

気道で細菌感染を引き起こします。

 

 

その結果、発症するのが、誤嚥性肺炎です。

 

 

誤嚥性肺炎は、飲み込む力が衰えた高齢の方に起こりやすい病気です。

 

 

 

 

歯周病を治療することが全身の病気の予防につながる

 

 

このように、歯周病は驚くほど多くの全身疾患を誘発するリスクがあります。

 

 

いずれも生活の質・人生の質を大きく低下させる深刻な病気であり、

 

 

予防するに越したことはありません。

 

 

逆にいえば、歯周病をしっかりと治療、もしくは予防すれば、

 

 

これらの病気のリスクを大きく減少させることにつながります。

 

 

その点も踏まえた上で歯周病というお口の病気と向き合ってみませんか?

 

 

武蔵小杉の関原デンタルオフィスまでご相談いただければ、全力でサポートいたします。

 

 

 

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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