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武蔵小杉の歯医者:関原デンタルオフィスへの相談

カテゴリ: お知らせ

4月の休診のお知らせ📢

4月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンダルオフィスです。

4月10日(木) 4月22(火)の午前の診療を休診とさせて頂きます。

14時30分より通常通り診療致します。

また、

院長先生 1日(火) 午後 22日(火) 午後

今田先生 7日(月) 終日

望月先生 14日(月) 午前  19日(土) 終日

は不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ

睡眠時無呼吸症候群治療でマウスピースを作ってみた!1週間の体験談!(症例集)

こんにちは、歯科医師の望月です。

これまで睡眠時無呼吸症候群の患者さんにマウスピース(スリープスプリント)を作成し、治療のサポートをしてきましたが、今回は自分自身が患者の立場になり、実際に作成から使用までの流れを体験してみました!

「マウスピースってどうやって作るの?」

「実際に効果はあるの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、作製から1週間の使用感までをレポートします!

マウスピースを作るところからスタート!

まず、睡眠時無呼吸症候群の診断を睡眠時外来で受けたら、マウスピースを作るために歯科医院での型取りが必要です。

(今回は自分で作成するので、患者さんの目線で工程を振り返りながら進めました。)

事前の診察と適応チェック

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースは、 「軽度~中等度の睡眠時無呼吸症候群の方」 に適応があります。

また、歯の状態や顎関節の状態によっては、マウスピースが向かないこともあるので、事前にしっかり診察を行います。

私の場合、「歯並びに問題なし」「顎関節の状態も問題なし」 ということで、作製スタート!

歯型を取る

マウスピースを作るためには、上下の歯型を取る必要があります。

アルジネートという粘土状の材料を使います。

そこに石膏をついで模型を作ります。

プラスチックの板を熱して圧接します。

噛み合わせの確認

次に、下顎をどの程度前に出すのかを決めます

噛み合わせを決めた場所で上下をくっつけます

マウスピース装着!1週間の経過

1日目~2日目:違和感と顎の疲れ

ついに自分用のマウスピースが完成!

装着してみると、やはり「異物感」が気になります。

特に、下顎を前に出す構造のため、「顎が引っ張られる感じがして、ちょっと違和感があるな…」 というのが最初の感想。

また、朝起きたときに軽い顎の疲れを感じました。

患者さんからも「最初の数日は違和感が強い」とよく聞きますが、まさにその通りですね。

この時点では、「本当に効果があるのか?」という実感はまだありませんでした。

3日目~4日目:慣れ始め、いびきが軽減

3日目くらいから、装着時の違和感が少し減ってきました。

そして、驚いたのが いびきの変化です。

普段は「いびきがうるさい」と言われることが多かったのですが、

「最近静かになった?」と言われました。

自分では気づかない部分ですが、明らかにいびきが軽減しているようです。

ただ、朝起きたときに口の乾燥が気になることがありました。

どうやら寝ている間に口呼吸をしてしまっているようで、これも患者さんによく相談されるポイントですね。

鼻呼吸を意識し、加湿器を使うことで、少しずつ改善してきました。

5日目~7日目:睡眠の質が向上!

1週間が経過すると、マウスピースをつけることが自然になり、違和感はほぼなくなりました。

そして、朝の目覚めが少しずつスッキリするように!

これまでは朝起きても「なんとなく疲れが抜けていない…」という感じがありましたが、

起床時の倦怠感が軽減され、日中の眠気も減ったように感じました。また、顎の疲れも最初ほど気にならなくなり、マウスピースの装着が完全に習慣化しました。

実際にCTで撮影してみたら…なんと気道が拡がっていました!CT画像を見ながら、

「おぉ、こんなふうに変わるんだな」と実感。やっぱり可視化するって大事ですね。

[装着前]

[装着後]

実際に試して感じたメリット・デメリット

◎ メリット

・CPAPよりも手軽で、扱いやすい

・いびきの軽減

・機械音がないので、睡眠の邪魔にならない

・朝の目覚めがスッキリし、日中の眠気が改善

△ デメリット

・初日は異物感が強く、寝つきにくい

・口呼吸のクセがあると乾燥しやすい

・重症の睡眠時無呼吸症候群の方だと効果が不十分な場合もある

結論:マウスピース治療は睡眠時無呼吸症候群の有効な選択肢!

今回、自分で試してみて、マウスピース治療の有効性を実感しました。

確かに最初の数日は違和感がありましたが、1週間ほどで慣れ、睡眠の質の向上やいびきの軽減と

いった効果を体感できました。特に、軽度~中等度の睡眠時無呼吸症候群の方には、CPAPよりも負担が少なく、続けやすい治療法だと感じます。

もちろん、すべての睡眠時無呼吸症候群の患者さんに適しているわけではないため、適応の判断や装置の調整は必要ですが、「CPAPは抵抗があるけど、何か治療をしたい」 という方には、ぜひ一度試していただきたい選択肢です。

今後も経過を観察していきたいと思います。

なおマウスピース作成に関しましては睡眠時外来の紹介状が必要です。

マウスピース治療について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ

矯正するならワイヤー?インビザライン?知らないと損する違い(スタッフブログ)

こんにちは。

関原デンタルオフィスです。

歯並びや噛み合わせの改善は、見た目の美しさだけでなく、お口の健康維持にもつながります。矯正治療を検討する際、『ワイヤー矯正』と『インビザライン矯正』の選択は重要です。しかし、「できるだけ目立たずに矯正したい」「早く治療を終えたい」「費用がどのくらいかかるか心配」など、矯正治療を始めるにあたって気になるポイントは人それぞれです。

このブログでは、ワイヤー矯正とインビザライン矯正の違いについて、それぞれのメリット・デメリット、費用の違い、治療期間の目安などを分かりやすくご紹介し、ご自身にとって最適な矯正方法を選ぶためのヒントをお伝えいたします。

ワイヤー矯正のメリットとデメリット

ワイヤー矯正は、歯の表面に金属製のブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。

メリット
幅広い症例に対応可能
軽度〜重度の不正咬合(出っ歯、受け口、乱ぐい歯など)まで、さまざまな症例に適用できます。
治療の確実性が高い
ワイヤーによる持続的な力で、計画的かつ効率的に歯を動かします。
比較的費用を抑えられる
インビザライン矯正と比較して、費用を抑えられる傾向があります。
適応年齢が広い

小児から成人まで幅広い年齢層で治療が可能です。成長期のお子さまにも適用でき、顎の成長をコントロールしながら治療ができます。

デメリット
見た目が気になる

金属のブラケットやワイヤーが目立ちやすく、人前に出る機会が多い方は気になることがあります。透明や白色のブラケットもありますが、完全に目立たなくすることは難しいです。

口内トラブルのリスク

ワイヤーやブラケットが唇や頬の内側に当たり、口内炎ができやすくなることがあります。

歯磨きが難しい

矯正装置の周りに食べかすが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正専用の歯ブラシやフロスを使用し、丁寧なケアが必要です。

食事制限がある

硬い食べ物(ナッツ、せんべい)や粘着性のある食べ物(ガム、キャラメル)は、装置が破損する恐れがあるため、避ける必要があります。

痛みや違和感がある

ワイヤーの調整後に歯が引っ張られるような痛みを感じることがあります。

インビザライン矯正のメリットとデメリット

インビザライン矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を使用する矯正方法です。

メリット
目立ちにくい
透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立たず、周囲に気づかれにくいです。
取り外しが可能
食事や歯磨きの際に取り外せるため、日常生活への影響が少ないです。
痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正に比べて、装置による痛みや違和感が少ないです。
● 来院回数が少なくてすむ。
デメリット
自己管理が必要

決められた装着時間を守る必要があり、守らないと計画通りに治療がすすまないことがあります。

矯正治療の費用と期間

矯正治療にかかる費用や期間は、矯正方法や歯並びの状態によって異なります。

費用

初診相談は無料です。

検査+診断:44,000円

ワイヤー矯正:全体矯正の場合、825,000円~880,000円

ワイヤー矯正:部分矯正の場合、330,000円〜660,000円

インビザライン矯正:全体矯正の場合、770,000円〜979,000円

インビザライン矯正:部分矯正の場合、440,000円〜660,000円

保定装置料(矯正終了後に後戻りを防ぐための装置):44,000円~66,000円

歯並びの乱れが引き起こすリスク

矯正治療は、歯並びを整えるだけでなく、お口の健康を維持する上でも非常に大切です。
歯並びが悪い状態を放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、噛み合わせが悪いと、消化不良や顎関節症の原因となることもあり、さらに発音に影響を及ぼすこともあるため、気になる方は早めの相談をおすすめします。

まとめ 〜矯正治療後のメンテナンスの重要性〜

矯正治療には、ワイヤー矯正とインビザライン矯正という二つの代表的な方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、費用や期間も異なります。ご自身のライフスタイルや価値観に合わせて、最適な矯正方法を選びましょう。

また、矯正治療後の歯は「後戻り」を起こしやすい状態です。治療後は保定装置(リテーナー)を使用して、歯並びを安定させ、後戻りを防ぐことが大切です。また、治療後のメンテナンスをしっかり行うことで、きれいな歯並びを維持することができます。

当院では『エアフロー』という機械を用いて、歯の表面に付着した汚れを効果的に除去するクリーニングを行っています。エアフローは、微細なパウダーと水を噴射することで、歯の表面の着色や汚れを落とします。矯正器具の周りの清掃も効果的に行え、治療後のケアをサポートします。

エアフローについて詳しくはこちら💁🏻

治療後も、しっかりとしたメンテナンスを行うことで、矯正治療の成果を長期間保つことができます。

矯正治療を検討されている方は、お気軽にご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療計画をご提案させていただきます。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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3月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

3月13日(木)、25日(火)の午前の診療を休診とさせて頂きます。

1430分より通常通り診療致します。

また望月先生は

15日(土) 終日

今田先生は

10日(月)終日

不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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Tooth Wear (トゥースウェア)について(スタッフブログ)

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

虫歯ではないのに、歯が溶けたり、欠けたりする症状が見られる病気を「Tooth Wear (トゥースウェア)」といいます。あまり聞き慣れない言葉ですが、近年はこの病気によってかけがえのない歯質を失う人が急増しているため、皆さんにもその危険性を知っておいていただきたいです。そこで今回は、トゥースウェアの種類や特徴、治療法などをわかりやすく解説をします。歯に原因がよくわからない摩耗や欠損が生じている方は、参考にしてみてください。

トゥースウェアの種類

はじめに、トゥースウェアの種類について解説します。トゥースウェアというのは、虫歯が原因ではない歯質の溶解や欠損が認められる病気で、以下のような種類があります。

【種類1】摩耗症

摩耗症とは、文字通り摩耗によって歯質が削れていく症状です。私たちの歯は、エナメル質という人体で最も硬い組織で覆われていますが、外から刺激が加わることで徐々に摩耗していきます。歯質の摩耗は、加齢によっても進行します。

【種類2】咬耗症(こうもうしょう)

咬耗症も歯質が削れて行く症状ですが、その原因が噛んだ時の刺激に限られます。エナメル質はとても硬い組織ですが、硬いもの同士が強く接触すれば、お互いに摩耗していきます。こうした咬耗症は、噛み合わせが悪い人や歯ぎしり・食いしばりの習慣がある人に起こりやすいです。

【種類3】酸蝕症(さんしょくしょう)

酸蝕症は、飲み物や食べ物に含まれる「酸」によって歯質が溶けていく症状です。酸といっても、塩酸や硫酸のような強い酸ではなく、清涼飲料水や酢を使った料理、柑橘類などの普通の食品に含まれる酸性の成分が原因となります。特に注意が促されているのがスポーツドリンクの頻回摂取です。スポーツドリンク自体は、酸味を感じるような飲み物ではなく、夏場の水分補給には最善といえる飲み物ですが、お口の中を酸性に傾ける力が比較的強いため、頻繁に摂取していると歯質が気づかないうちに溶けていきます。

 酸蝕症について詳しくは💁🏻‍♀️

【種類4】NCCL(非う蝕性歯頸部歯質欠損)

NCCL(Non-carious cervical lesion)とは、日本語で非う蝕性歯頸部歯質欠損(ひうしょくせいしけいぶししつけっそん)と訳される病気で、歯冠と歯根の境目付近を指す歯頚部に、虫歯に由来しない欠損が認められます。いわゆる「くさび状欠損」が代表例で、歯ぎしり・食いしばりの習慣がある、噛む力が強い、ブラッシング圧が強いことなどが原因として挙げられます。歯と歯茎の境目付近に、その名の通りくさび状の欠損が認められたら、NCCLが疑われます。

トゥースウェアの特徴と好発部位

上述した通り、トゥースウェアはいくつかの種類に分けられ、それぞれ特徴や好発部位に違いが見られます。まず、摩耗症と咬耗症に関しては、噛む部分である「咬合面」に好発します。歯と歯が直接、接触する部分であり、症状が進行すると咬頭が削れ、黄色い象牙質がむき出しになることも珍しくありません。

酸蝕症は、下顎の前歯部唇側面が好発部位ですが、舌側面に見られることもあります。また、酸蝕症によってエナメル質がやわらかくなると、咬耗症も助長されることから、咬合面が大きく削れる症状が認められるケースもあります。

NCCLの好発部位は、歯頚部です。歯と歯茎の境目付近に位置する歯頚部にえぐれたような欠損が認められます。歯周病によって歯茎が下がっていると、外からの圧力を受けやすくなることから、NCCLのリスクは高まります。

トゥースウェアの治療法について

トゥースウェアの治療法は、重症度によって大きく変わります。

軽度】生活習慣の改善と経過観察

軽度のトゥースウェアでは、積極的な歯科治療は行わずに、その原因となっている生活習慣の改善から始めます。必要に応じて、ブラッシング指導やクリーニング、フッ素塗布などを行います。経過を観察しても症状が改善せず、進行している場合は、次の方法で対処します。

フッ素についてはこちら💁🏻

中等度】CR(コンポジットレジン)修復

トゥースウェアによって損傷している歯質を歯科用プラスチックであるコンポジットレジンで修復します。欠損部を少しだけ削って形を整えて、コンポジットレジンを充填して光で固めるだけなの、歯への負担を最小限に抑えられます。治療もその日に完了し、欠損部がしみる症状や見た目が悪くなっている状態を改善できます。ただし、トゥースウェアの原因が残っている限り、また同じ症状が現れるため、生活習慣の改善などは並行して実施していく必要があります。

コンポジットレジンとは?💁🏻

ダイレクトボンディングとは?💁🏻‍♀️

重度】詰め物・被せ物治療

歯質が大きく欠けている重度のトゥースウェアでは、コンポジットレジンで部分的に修復することが難しいため、詰め物・被せ物を装着する必要があります。歯型取りを行って、インレーやクラウンといった補綴物を製作して、欠損部を補います。

被せ物についてはこちら💁🏻

審美性ならセラミックについてはこちら💁🏻

トゥースウェアを加速させる要因

トゥースウェアの原因や症状を悪化させる要因は、以下の通りです。

【要因1】不適切な食習慣

酸性度の高い食品を習慣的に摂取していると、トゥースウェアが加速します。最もわかりやすいのは、炭酸飲料やアルコールをチビチビと長い時間かけて飲んだり、酸がたくさん使われている中華料理などを頻繁に食べたりする食生活です。また、間食が多い人もトゥースウェアになりやすい点に注意しましょう。私たちのお口は、何らかの食べ物や飲み物を口にするたびに酸性へと傾くことが多いからです。

【要因2】ドライマウス

口腔内が乾燥していると、唾液による歯の再石灰化作用や緩衝作用が機能しにくくなります。その結果、歯質が弱くなり、外からの刺激や圧力などでダメージを受けやすくなるのです。

ドライマウスについて

【要因3】職場環境による影響

メッキ工場やガラス工場で働いている方は、職場で酸性のガスを吸い込む機会が多くなります。その結果、歯が溶ける酸蝕症を発症する場合があります。

【要因4】不良補綴物

被せ物やブリッジ、入れ歯などの形が悪いと、歯に対して不適切な刺激を与えてしまうことから、トゥースウェアを発症あるいはその症状を悪化させるリスクが生じます。補綴物の表面がザラザラであったり、歯質よりも硬い素材が使われていたりする場合は、噛み合う歯に過剰なダメージを与えることがあります。

【要因5】特定の病気による影響

歯の石灰化が十分に進まない病気を患っていると、トゥースウェアの症状が悪化しやすいです。逆流性食道炎では、酸性度が極めて高い胃酸が歯を浸蝕するため、酸蝕症のリスクが高まります。眠っている時に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の歯ぎしりが多くなることから、トゥースウェアを誘発しやすいといえます。

まとめ

今回は、細菌感染に由来しない歯質の溶出や欠損が認められるトゥースウェアについて、武蔵小杉の関原デンタルオフィスが解説しました。トゥースウェアには、摩耗症、咬耗症、酸蝕症、NCCLなどの種類があり、それぞれ症状の現れ方や原因が異なります。また、トゥースウェアの治療法もケースによって変わってくるため、虫歯ではないのに歯が溶けたり、欠けたりする症状に悩まされている方は、まず当院までご相談ください。精密に検査した上で、最善といえる治療法を提案いたします。多くのケースでは、侵襲の少ないコンポジットレジン修復で対応できますが、根本的な原因を取り除かない限り、トゥースウェアは再発する点に注意しましょう。

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武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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TCH(上下歯列接触癖)とは?原因や症状、改善する方法(スタッフブログ)

 

こんにちは

関原デンタルオフィスです

 

近年、TCH(上下歯列接触癖)という習癖で、お口のトラブルに悩まされている方が増えてきています。この習慣やスマホやゲーム、PC作業をしているに集中している時に起こりやすく、現在病の一種と捉えることもできます。TCH自体が歯周病やむし歯、顎関節症といった病気ではないことから、人によっては気付かなかったり、気付いても軽く見て放置したりするケースがとても多いです。今回はそんなTCHの特徴や原因、改善する方法などを武蔵小杉の関原デンタルオフィスがわかりやすく解説をします。

TCHとは?(Tooth Contacting Habitの略)

はじめに、TCHの基本事項を確認しておきましょう。TCH(Tooth Contacting Habit)とは、日本語で上下歯列接触癖と呼ばれるもので、文字通り上下の歯列が接触する習癖を指します。そもそも歯というのは、上下で接触することでその役割を果たすため、TCHには何ら問題がないように感じられるかもしれませんが、実際はそうではありません。なぜなら私たちの歯列というのは、上下で接触していない状態が普通だからです。

上下の歯列が接触するのは20分程度?

本来、上下の歯列は1日の中で20分程度しか接触していないと言われています。20分というのは、言うまでもなく食べ物を噛む時です。食事の際も常に歯が接触しているわけではないので、24時間という単位で見ても歯と歯が当たっている時間は20分程度にとどまります。逆に言うと、私たちの歯や歯槽骨、顎関節は、上下の歯列が1日20分くらい接触する圧力に耐えられるような組織となっています。TCHによってその時間が極端に長くなると、歯や歯槽骨、顎関節に何らかの異常が生じます。

TCHの原因

TCHの根本的な原因は、上下の歯列が不必要に接触することにありますが、それが何によって誘発されるのかも気になるところです。冒頭でも述べたように、1日の中でスマホやゲーム、パソコンなどを操作している時間が長い人はTCHが誘発されやすいため注意が必要です。その理由は以下の通りです。

物事に集中すると歯ぎしり・食いしばりが起こりやすい

パソコンでデスクワークをしている時に大きなストレスがかかると、歯ぎしり・食いしばりといったブラキシズムが起こりやすくなります。ゲームに集中している時も思うようなプレイができず、何度もやり直しをしていく中で、上下の歯をギリギリと擦り合わせてしまうことがありますよね。こうした物事に集中している時の歯ぎしり・食いしばりは、TCHの主な原因のひとつとして挙げられます。

スマホ首・ストレートネックに要注意

スマホを操作している時は、画面をのぞき込むような形となるため、前傾姿勢となりやすいです。この状態だと、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という首を支える筋肉に過剰な負担がかかって、頭痛や肩こり、眼精疲労を引き起こすことがあります。いわゆるスマホ首やストレートネックと呼ばれるものですね。実はこの体制では、下顎が上方に押し上げられたような形となるため、上下の歯列で接触しやすくなるのです。この症状は、スマホだけでなく、パソコン操作やゲームをプレイしている時も生じやすくなっている点に注意が必要です。

上下の歯列にはすき間がある?

TCHの原因を考える上で、もうひとつ考慮しなければならないものがあります。それは上下の歯列のすき間です。正常な人の歯並び・噛み合わせでは、上下の歯列に適度なすき間があります。一般的には、1~2mmのすき間があり、これを専門的に安静空隙(あんせいくうげき)といいます。自然に口を閉じてリラックスした時に、上下の歯列に1~2mmのすき間があれば、不要な歯の接触は起こりにくいですが、その隙間がない、もしくは少ない場合は、TCHが起こりやすいといえます。ご自身の安静空隙が気になる場合は、鏡を見て確認してみましょう。ちなみに、スマホやパソコンを操作している時間が長いことで、安静空隙が習慣的に閉じてしまう可能性もあります。そうしたケースでは、まずスマホやパソコンに向かっている時の姿勢や下顎の位置を改善する必要があるでしょう。

TCHがもたらす口腔内の症状

TCHがあると、口腔内に次に挙げるような症状が認められます。

【症状1】冷たいものがしみる知覚過敏

TCHで歯のエナメル質が摩耗したり、歯の神経が過敏になったりしていると、冷たいものがキーンとしみる知覚過敏になりやすいです。普段から頻繁に歯が接触している部分で冷たい飲みものや食べものがしみるという場合は、TCHが原因かもしれません。

知覚過敏についてはこちら💁

【症状2】歯や歯茎が痛い

TCHによって上下の歯列が強く接触していると、歯や歯茎、顎の骨に炎症反応を引き起こします。その結果、歯や歯茎が痛いと感じることもあります。

【症状3】顎関節が痛い

顎の関節やその周りの筋肉に痛みが生じたり、口を開け閉めする度にカクカク、ジャリジャリといった雑音が鳴ったりする場合は、顎関節症を発症している可能性があります。顎関節症もTCHが原因で起こりやすい症状のひとつです。

【症状4】口内炎や舌痛症

TCHでは、その他にも口内炎が繰り返しできたり、舌に痛みを感じる舌痛症(ぜっつうしょう)を発症したりすることがあります。一見すると上下の歯列の接触とは無関係なように思えますが、TCHの方によく見られる症状であるのは事実です。

舌痛症についてはこちら💁

TCHのチェック法、改善方

ここまでは、TCHの特徴や原因、症状について解説してきましたが、ご自身の症状が当てはまるのかどうかやTCHを改善する方法も気になることかと思います。

TCHのチェック法

TCHをセルフチェックする方法は、とてもシンプルです。まずは椅子に座った状態で姿勢を正し、正面を真っすぐ向きます。続いて、口を軽く閉じてリラックスしてください。この時に上下の歯列が接触していたり、すき間がある状態を5分以上維持できなかったりする場合は、TCHが疑われます。

正確な診断は歯科医院で

上記はあくまでTCHをセルフチェックする方法なので、正確な診断は専門家に任せた方が良いです。上段で取り上げたTCHの症状に該当するものがあり、セルフチェックでも歯列の接触が認められる場合は、大きなトラブルに発展する前に歯科医院を受診しましょう。

TCHの改善方法

TCHを改善するためには、上下の歯列が接触する癖を意識的に取り除く必要があります。スマホやパソコンを見ている時は、「歯をつけない」「リラックスする」ことを意識しながら、姿勢も正すよう努めてください。歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、歯科医院でのスプリント療法が効果的です。歯並び・噛み合わせの問題によってTCHが起こりやすくなっている方も歯科医院での治療が改善の道を開いてくれることもあります。いずれにせよ日常的な習慣や意識を変えるだけでは改善できないTCHは、歯科医師によるサポートを受けた方が良いといえます。

ナイトガード(スプリント療法)について💁

まとめ

今回は、TCH(上下歯列接触癖)について解説しました。上下の歯列が不必要に接触するTCHは、放置していると歯や歯周組織、顎関節に深刻な悪影響を及ぼすことがあるため、この症状に心当たりのある方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。もちろん、軽度のTCHであればご自身の取り組みで改善が見込めることがありますが、そうではないケースの場合は、専門家によるサポートやアドバイス、場合によっては歯科治療が必要となります。

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年末年始休診のお知らせ

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

1228日(土)午後~15日(日)まで 休診とさせていただきます。

12月28日は13時30分まで診療しております。

年始は1月6日 (月)10時から 通常通り診療開始致します。

ご不便をお掛けしますが、

ご理解の程よろしくお願い致します。

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1月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

1月16日(木)の午前の診療を休診とさせて頂きます。

1430分より通常通り診療致します。

また、

望月先生 18日(土) 終日

今田先生 20日(月) 終日

不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

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シュガーコントロールについて(スタッフブログ)

こんにちは

関原デンタルオフィスです

 

虫歯は細菌感染症の一種で、誰がかかってもおかしくはない病気です。歯周病と並ぶ口腔2大疾患のひとつで、「砂糖」がその発症や進行に深く関係しています。極論をいえば、砂糖をはじめとした糖質を一切摂取しなければ、虫歯になるリスクを限りなくゼロに近付けることも不可能ではないのです。それだけに虫歯予防のためには「シュガーコントロール」が重要となります。今回はそんな虫歯の特徴や原因、シュガーコントロールの重要性などをわかりやすく解説をします。

 

虫歯ができるのはなぜか?

​虫歯は、ミュータンス菌に代表される虫歯菌が歯面で繁殖することで、発症する病気です。ほとんどの人には、お口の中に虫歯菌が常在しており、その数が増えるか否かが重要なポイントとなります。歯面で繁殖した虫歯菌は、生命活動を営む過程で酸を作り、エナメル質や象牙質を溶かしていきます。

私たちの歯は、とても硬いのですが、酸に対してはとても弱い性質を持っていることから、虫歯ができると、いとも簡単に穴が開いてしまうのです。再生することがない歯質が徐々に溶けていく虫歯。それだけを聞くと防ぎようがなく、とても不安に感じるかもしれませんが、その点はご安心ください。虫歯は誰にでも生じる病気ではあるものの、その原因を理解し、適切に対処すれば予防することは難しくないのです。そこで次の章では、虫歯の原因を解説します。

むし歯を防ぐフッ素の働きはこちら💁

虫歯の原因(細菌、糖質、歯質)3つの原因

虫歯の原因は、細菌・糖質・歯質の3つの大きく分けられます。これらをそれぞれ輪っかとして描き、3つが重なり合う部分で虫歯のリスクが大きく上昇します。専門的には「カイスの輪」と呼ばれています。

【細菌】プラークの存在

細菌は、虫歯菌を意味します。具体的には、虫歯菌の温床となるプラークが堆積していることで、虫歯のリスクが発生します。

【糖質】虫歯菌のエネルギー源

虫歯菌のエサとなる糖質も虫歯の原因となります。冒頭でも述べたように、虫歯菌が存在するだけでは、虫歯を発症するリスクは低いです。虫歯菌のエネルギー源となる糖質が食後に食べカスとして残ることで、酸の産生に使われます。ちなみに、ミュータンス菌が最も効率良く酸を作れるのは砂糖(スクロース)ですが、それ以外の糖質も化学反応を経ることで利用できるため、糖質全般が虫歯の原因になるといえます。

【歯質】歯の強さ

私たちの歯はどれも同じように見えますが、光学顕微鏡レベルでは大きな違いが見られます。それを簡単に表現すると「硬い」か「軟らかい」かです。石灰化が進んでいる歯は、とても硬くて、酸への抵抗力が高くなっています。光学顕微鏡で観察すると、エナメル質の密度も高くなっていることでしょう。一方、石灰化が不十分な歯は、密度が低くて軟らかく、酸によって溶かされやすいです。こうした歯の強さを「歯質」といいます。

砂糖の量に注意

ここからは、今回のテーマである砂糖にフォーカスして解説します。虫歯の原因のひとつである砂糖は、摂取量に注意が必要です。なぜなら砂糖の量が少なければ少ないほど、虫歯菌も活動しにくくなるからです。そこでまずは砂糖が多く含まれる食品を考えてみましょう。

砂糖の量が多い食品

・清涼飲料水

・ジュース

・ケーキ

・チョコレート

・キャンディー

・クッキー

これらはおやつで食べる機会が多い食品で、砂糖(スクロース)の量が極めて多いことから、摂取する量には十分に気を付ける必要があります。可能であれば、1日に摂取する砂糖の量をグラム単位で決めておいて、それを目安におやつの内容を決めるようにしましょう。

人工甘味料について

最近では、砂糖と同じ甘さを備えた人工甘味料が広く普及し、甘くても虫歯にならないお菓子やスイーツも市販されています。具体的には、スクラロースやアスパルテーム、サッカリンなどは、虫歯菌がエネルギー源にすることができない糖質なので、おやつで頻繁に摂取しても虫歯リスクは上昇しません。ただし、これはあくまで虫歯予防という観点におけるメリットであり、カロリー摂取や口腔衛生という観点では、また違った結果も生じる得ることから、おやつや間食の量・頻度もしっかり管理する必要があります。

食べている時間

虫歯予防の観点では、食べている時間にも配慮する必要があります。いわゆる“ダラダラ食べ”は、お口の中が不潔になっている状態が長く続くため、食べている時間はあらかじめ決めておくことが大切です。ほとんどの食品は、口にすることで口腔内のpHを酸性へと傾け、歯が溶けやすい状態を作り出します。そのためおやつやごはんをダラダラと時間をかけて食べるほど、私たちの歯は脆弱になっていくのです。当然、食品の中には虫歯菌が喜ぶ糖質も含まれています。

あまり噛まずに飲み込むのはNG

食べている時間が長くなることは、虫歯予防においてマイナスな影響が現れやすいのですが、だからと言って食べている時間を極端に短くする必要はありません。あまり噛まずに飲み込むことで、食事の時間を5分くらいまで短くできますが、そうなると唾液の分泌量が減少するというデメリットが生じます。

唾液には、食べカスを洗い流す自浄作用、虫歯菌を排除する殺菌作用・抗菌作用、酸への抵抗力を高める歯の再石灰化作用、酸性に傾いてpHを中性へと戻す緩衝作用などが期待できるため、その分泌量が減少することは、虫歯リスクを上昇させることにつながります。また、十分に咀嚼しない状態で食べ物を飲み込むと、それらを消化する胃や腸に大きな負担がかかることも忘れてはいけません。

そのため虫歯を効果的に予防する上では、食べている時間を長くし過ぎないこととたくさん噛んで食べ物を十分に咀嚼することを両立させる必要があるといえます。

詳しい唾液の働きについてはこちら💁

食べるタイミング

シュガーコントロールは、食事や間食のタイミングを工夫することでも実践しやすくなります。

就寝前は食べない

最も避けるべき食事・間食のタイミングは、就寝前です。私たちの身体は、眠っている最中に唾液の分泌量が著しく低下します。上述したように、唾液には虫歯を予防するさまざまな作用が期待できますが、睡眠中はその機能が一時的に停止するといっても過言ではないのです。そこで就寝直前に砂糖が入ったお菓子やスイーツをつまみ食いするとどうなるでしょう?虫歯菌が活動しやすい環境が整い、虫歯リスクも急激に上昇します。

食事の間隔を空ける

1日の同じ量の糖質を摂取するにしても、食事の間隔を空けることで虫歯リスクを減らせます。

間食の時間・回数を決める

間食自体は決して悪いことではないので、無理にやめる必要はありません。ただ、思い立った時に間食したり、間食の回数が多くなったりするのは口腔衛生上あまり良くないことから、あらかじめその時間と回数は決めておくようにしましょう。

定期検診の大切さ+ケアグッズ処方

シュガーコントロールは、患者さん自身で行うことができますが、どうしても限界があります。そもそも砂糖の摂取量を1日どのくらいまで制限すればいいのか、甘いものがやめられない場合はどうしたらいいのかなど、シュガーコントロールで疑問に感じている点も多いことかと思います。そこで是非とも受けていただきたいのが歯科の定期検診です。

歯科の定期検診では、シュガーコントロールも含めた生活習慣指導を受けることができます。また、口腔内診査や歯のクリーニング、スケーリング(歯石除去)、ブラッシング指導なども受けられるため、虫歯予防の徹底へとつながることでしょう。

さらに当院では検診を受診された方に歯科衛生士が推奨するケアグッズ処方箋をお配りしています。
歯科医院でしか入手することが出来ないものやあなたの口腔内に合ったグッズを紹介させていただきます!
気になることやご不明点があればスタッフまでお問い合わせください。

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武蔵小杉の歯医者【関原デンタルオフィス】

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12月休診のお知らせ📢

こんにちは

関原デンタルオフィスです。

12月10日()の午前の診療を休診とさせて頂きます。

1430分より通常通り診療致します。

また、

飯田先生 3日(火) 午前のみ

望月先生 14日(土) 終日

不在とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

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