歯は、目に見える部分である「歯冠」と、歯冠を支える「歯根」から成り立っています。
つまり、歯を失うということは、歯冠だけでなく歯根も失うということ。
インプラント治療は、失われた歯根の代わりにチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上から人工の歯冠を固定させる治療法です。
チタンは、生体にとって唯一アレルギーがない金属です。 体内に入っても異物とみなされず、骨と結合しやすい特性(生体親和性)を持っています。
インプラント治療は、チタンの持つ生体親和性を利用した治療法です。
インプラントは顎の骨にしっかりと結合するため、ズレたりグラついたりすることがなく、違和感や異物感に悩まされることもありません。 天然歯に近い感覚で噛めるようになるだけでなく、見た目も自然で美しい歯を手に入れることができるのです。 また、歯を1本失った場合から全部失った場合まで、あらゆる症例に対応できるのも特徴です。
インプラント治療は、人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋入するため手術が必要です。
顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込み、骨と結合したら、その上から人工歯を装着します。
インプラントは、以下の3つの部品で構成されています。
「人工歯根 (フィクスチャー) 」+「連結部分 (アバットメント) 」+「人工歯 (上部構造) 」
インプラント治療は自費治療で保険が適応されないため、費用は1本40万円前後と高額になります。
しかし、保険が適応されるブリッジのように健康な歯を削る必要もなく、入れ歯のようなグラつきもありません。
自分の歯と同じように噛めるようになります。
そして、きちんとした手入れと定期的なメインテナンスを続ければ、その治療効果は半永久的に持続するのです。
インプラント治療をお考えの患者様から多くいただくのが、「痛くないですか?」というご質問。インプラント治療で患者様がもっとも不安や心配に思われるのは、やはり「痛み」への恐怖のようです。
関原デンタルオフィスでは、手術を受ける患者様の立場になり、いかに痛くないインプラント治療をご提供できるかを追及し、痛みのない手術に努めています。
インプラントを埋入する際は局所麻酔を行いますので、痛みはまったくありません。
また、手術自体も30分~1時間程度で終わることがほとんどで、他の外科手術に比べても非常に簡単な手術であると言えるでしょう。
入れ歯やブリッジは、口の中に不快感が残ったり、ぐらぐらしたり、噛む力が弱いので、食べたいものが食べられなかったりします。
一方インプラントは、からだに安全な人工の歯根を埋め込む画期的な治療法です。
見た目にも自然で、骨の中にしっかりと固定されるので、話がしにくいこともなく、固い食べ物もおいしく食べることができます。
美容にも効果的です。
ムシ歯や歯周病などで歯冠、歯根を失うと一般的な治療法として入れ歯やブリッジなどがあります。
しかし、バネや残っている歯や歯ぐきなどで支え、人工の歯を取り付けるだけで、歯根は失われたままです。
これでは違和感は残りますし、噛む力も弱くなります。
インプラント法では、人間の体にあった素材を使い、本物の歯のように再現します。
骨にしっかり固定されるので口の中で動いたり、それによって会話がしにくいこともなく、固い食物でもおいしく食べることができるのです。
見た目も気にならない美しい仕上がりになります。
人の歯は、正常な方で上下合わせて28本、親知らずを含めると全部で32本あります。
正面から見て順に「前歯」「小臼歯」「大臼歯」と呼ばれ、それぞれ別の役割を持っています。 さらに視野を広げると、舌、顎関節、噛むための筋肉、そしてすべての歯牙が意味をなし、お口と体のバランスを保っているのです。
このバランスの崩壊は、たった1本の歯を失うことからはじまります。
ほとんどの方が、大臼歯と呼ばれる奥歯から失っていきます。
そしてこれを放置していると、その隙間を埋めるかのように隣の歯が傾いてきたり、直接噛み合っていた歯が伸びてきたりします。
噛み合わせの負担を受けた周りの歯が影響を受け、最終的には前歯に負担がかかっていきます。
そして、年々歯を失っていき噛む能力がなくなると、体にも影響が現れます。
咀嚼できないことによる胃腸への負担や、脳への血流不足による思考能力の低下などが代表的な症状ですが、アルツハイマーの原因のひとつとも言われています。
・歯の噛み合わせが悪くなることで、歯並びに影響が出、口臭の原因となる。
・歯を支えていた顎の骨に圧力がかからなくなるため、骨が痩せる
・しっかりと噛めないため、消化器官に負担がかかる
・顔の輪郭が変化する
・シワやたるみが増える など
「1本の歯の喪失が、ゆくゆくは全身の健康に影響を及ぼす。」
これが現実なのです。たった1本と安易に考えずに、できるだけ早い段階で歯科医院で治療を受けることが大切です。
インプラントはそれを支える骨がなくては機能することができません。
基本的には顎の骨の形成が終わる20歳前後から、骨量等の問題がなければ誰でもインプラントを受けることはできます。
ただし糖尿病など重度の全身疾患を患っている場合、麻酔や止血、感染、結合の問題などでインプラント治療が困難となるケースがあります。
・顎の骨の成長が終わっていない
・チタンのアレルギー
・妊娠
・歯周病
・顎の骨量・骨質不足、骨粗鬆症
・重度の全身疾患(糖尿病・高血圧症など)
歯を失う原因を放置したままインプラントを埋めても同じことの繰り返しです。歯周病が進行している場合には、まずその根治を目指します。
全身疾患は症状を改善させることでインプラント治療が可能です。
骨の質量が不足している部分ではインプラントの安定感が得られないため、骨の移植などの再生療法を行ってからインプラントを実施することになります。
また上には挙げていませんが、喫煙は血行を阻害し、インプラントと骨との結合を妨げます。
歯周病の原因や悪化要因にもなるため、多くのクリニックがインプラント治療の際には禁煙を推奨しています。
関原デンタルオフィスのカウンセリングでは、院長がレントゲンとお口の中を実際に拝見して、治療方針や費用、お支払方法など気になる点をご説明、あなたの疑問や不安にもお答えいたします。
治療を始めなければならない義務はありませんので、お気軽にご利用下さい。
一生ものの歯を作る治療です。患者様の不安や疑問がなくなり、ご納得されるまで質問をぶつけて下さい。
患者様の口腔内を拝見させていただきます。
その上で最適な治療方法と治療内容、治療にかかる時間と費用とご説明させていただきます。
関原デンタルオフィスでは患者様が選択できる治療説明を致しております。
治療内容や費用をお考えになった上で、患者様自身に治療内容をお選びいただきます。
ご自身でも気づいていない疾患がある場合もあります。
インプラント治療を安全かつ確実に行うためにも、全ての方に受けていただきます。
最先端の設備を有する提携医院にてCT撮影を行い、手術に向け患者様の口腔内をより詳細に拝見させていただきます。
撮影されたCT画像データは、コンピュータを用いて分析を行い、術前の診査・診断ならびに治療計画に役立てていきます。
患者様の顎の骨にインプラントを埋入します。
しっかりとした設備とインプラントに精通した歯科医師が行いますので、術中にほとんど痛みはありません。
個人差がありますが、2~6か月の治療期間(安静期間)をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合するのを待ちます(オッセオインテグレーション)。
この期間、仮の歯を使用できる場合もあります。通常は、普段通り入れ歯を使用出来ます。
治癒期間の終了後は、型を取り、人工の歯を作ります。
形や色などは患者様に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
インプラントはこまめなメインテナンスを行う事で、一生ものの歯となります。
私たちと一緒にインプラントを大切にしていきましょう。
治療前 |
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治療後 |
治療前 |
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治療後 |
料金は全て税込価格です。
インプラント (埋入からSETまで) |
¥440,000 |
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インプラント周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要です。
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