小児歯科
1、診療内容
楽しいキッズスペース
お子様が楽しんで通えるような環境づくり
小さなお子様が診療前に不安な気持ちにならないよう、
またお付き添いでいらしたお子様が退屈しないよう
楽しいキッズスペースを設けました。
保育資格を持ったスタッフも在籍しておりますので
安心して診療を受けらます。
歯医者さんは怖くない!優しい丁寧な対応を心がけます。
乳歯のトラブルは永久歯にも影響する可能性があります。
当院では嫌がる子に無理な治療はいたしません。
沢山褒め、沢山お話をし、
笑顔で帰っていただく事をモットーに、
その子にあった方法で治療を進めていきます。
院長はじめスタッフみ〜んな子供が大好きなんです。
虫歯治療について
乳歯虫歯になりやすい所は歯と歯の間と咬む面の溝(咬合面)です。とくに歯の間は見た目にわかりずらく、気がついた時にはかなり大きな虫歯になっている事がよくあります。
初期虫歯では白い事が多く、咬む面でも見た目にわからない事もよくあります。虫歯が進行し神経にまで達してしまうと永久歯にも影響を与えてしまいます。
予防処置について
乳歯虫歯の予防ではその子その子に合った
歯磨きと、デンタルフロスの使用が大切です。
また定期的なフッ素塗布、クリーニングも
合わせて行うと効果的です。
小児矯正の重要性について
乳歯には体の成長や永久歯を導く大切な役割があります。
食べ物を咬んだり、咀しやすくすることで顔ぼう、顎の発育を助けます。
食べ物を食べれるというのは健康な歯でなければできません。
食べる事で体も大きく丈夫になります。噛み合わなければ顎は発達せず歯並び、
咬み合わせは悪化してしまいます。歯並びの乱れは全身の発育、健康にも影響してきます。
子供の一生を左右する歯並び問題、なるべく早い時期に解決してあげましょう。
お子様が楽しんで通える歯科治療
お子様に歯医者さんを嫌いになってほしくないと考えています。
お子様とのコミュニケーションを大切にし、
無理な治療はせず、まずは歯医者さんに慣れてもらうことからはじめます。
また、多くの人が考える「乳歯だから生え変わるし…」というのは実は間違いで、
子供の頃からの歯は生涯に渡って影響してきます。
そのため乳歯の段階からの受診をおすすめします。
歯質を強化するためにフッ素塗布やシーラント充填を活用し、
歯磨きを入念にする事で
お子様の大切な歯を虫歯菌から守ります。
頑張ったお友達はご褒美がもらえるかも?
お子様の予防措置
お子様の笑顔からこぼれる
輝く真っ白い歯は大切なお子様の財産です。
そして、いつまでも美しく健康な歯で、
よく食べ、よく笑い会話を楽しむことが出来たなら。
これはお父様お母様にしかできない
未来への最高のプレゼントとなります。
お口の健康は全身の健康の入り口であり、豊かに生きるための基本ではないでしょうか?
お子様のお口の健康管理をご家族の方と一緒になって守り、支援していきます。
お子様が快適で安心して来院できる空間でありたいと考えています。
歯磨きチェック
お家での歯みがき状態を知るために、歯垢(しこう=プラーク)を染め出しチェックします。
仕上げみがきが必要な時は、
ご家族の方に具体的な指導を行います。
[赤く染まっている部分が磨き残しです!]
歯のクリーニング
歯みがきでは落とせないバイオフィルム
(歯の表面のネバネバ)や飲み物による
着色など、機械を使ってキレイに掃除します。
フッ素
歯みがき指導後、口のなかをキレイにクリーニングしてフッ素を塗布します。
歯科医院用で濃度が高いフッ素を塗り、
歯の表面はムシ歯に強い状態に変わります。
これによって歯はムシ歯になりにくく、
強くなります。
フッ素ってどんなもの?
フッ素は歯の質を強くする自然元素のひとつです。
フッ素は食事を通して私たちの体に摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、
歯質を強化する効力が最も高いことから、ムシ歯予防に利用されています。
フッ素はなぜムシ歯予防にきくの?
歯の表面からフッ素が取り込まれることにより、酸に溶けにくい強い歯が作られます。
歯を構成するハイドロキシアパタイトはそのままの構造では酸に非常に弱いのですが、
フッ素を取り込みフルオロアパタイトと言う構造になることで酸に対して非常に強くなります。
・フッ素は再石灰化作用(修復作用)を促進します。
(白濁程度の初期のムシ歯はなおることもあります。)
・フッ素はムシ歯菌の働きを抑制します。
フッ素の開始時期と回数
開始時期は、1歳半(上下の歯4本ずつ生えてきたころ)から小学生の間までと考えて下さい。
最近の研究データでは6歳までに歯科医院でのフッ素塗布を経験した子は、
そうでなかった子に比べて、明らかに虫歯や歯周病になりにくい事が分かっています。
歯科医院で年に2~3回程度高濃度フッ素を塗布すると効果的です。
また、ご家庭で使用できる低濃度の毎日行う方法のもの(フッ素ジェル)もあります。
シーラントについて
シーラントとは、奥歯の深い溝からの虫歯を防ぐ薬です。
生えて間もない奥歯は溝が複雑で深いので、
きっちりブラッシングをしていても汚れが残ってしまい、
そこから虫歯になりやすくなります。
そこで、虫歯になってしまうまえに溝の部分にマニキュアを塗るような感じでフッ素入りの樹脂(シーラント)でコーティングをします。そうすることで溝に汚れがたまりにくくなり、さらにフッ素も歯に浸み込ませる事が出来る一石二鳥の処置と言えます。
ただし、シーラントを塗って虫歯予防ができるのは噛み合わせだけですので、
歯と歯の間は糸(フロス)で、横の面などはブラッシングでしっかり予防して下さい。
なお、シーラントは数分間じっとして口を開けてもらわないといけないので、3歳以上(2歳後半)のお子さんで一人で診療台の上にのり、機械の練習ができるようになってから行います。
その他、2歳以下で処置がある場合は、処置の時に一緒に行います。
また、2歳以下では処置する歯がなくても、希望される場合は行います。